報告:APAIE2016 第11回年次大会 全体報告(於:豪州 メルボルン)
《11th Annual APAIE Conference》 !
~ 1 March-3 March, 2016, in Melbourne, Australia ~
「APAIE」(Asia Pacific Association for International Education)は、アジア太平洋地域の国際教育交流団体です。
毎年3月頃に開催される年次大会は、NAFSA(北米)、EAIE(欧州)に比べて歴史が新しく、規模も小さいですが、毎年参加者が増え大きく発展してきています。当初は、東アジア、東南アジアを中心とした地域的な団体の色が濃かったですが、近年は大会参加者・参加機関ともに増え、アジア地域だけでなく、特に欧米からの参加も増えてきている傾向があります。
JAFSAは、「APAIE2014年3月 韓国・ソウル大会」にて、会員大学を取りまとめてAPAIE 初の「STUDY in JAPAN/日本合同ブース」を出展。「10区画/11団体」にて展開した初の合同ブースは、内外より好評を受けました。続く「2015年3月 中国・北京大会」では「14 区画/17団体」とより拡大。会場入口正面に華やかに構え、大会でも大きな存在感を示しました。
「APAIE2016年3月オーストラリア・メルボルン大会」は、久しぶりの英語圏での開催、日本からの留学生も多い人気のエリアでの開催、ということもあり、日本ブースはさらに拡大を遂げ「18区画/24団体」にて展開。大会自体の参加者も「1,650人」と過去最高を記録しました。
活気にあふれた大会の様子、日本ブースの様子、そしてJAFSAが大会中に展開したそのほかの活動についてお知らせ致します!
大 学 (21) | 愛知淑徳大学、沖縄科学技術大学院大学、お茶の水女子大学*、関西大学、 関西学院大学、京都大学*、群馬大学*、神戸大学*、首都大学東京**、 上智大学、創価大学、中央大学、東海大学、東北大学*、南山大学、日本大学、 法政大学、北海道大学*、立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学 |
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教育関連機関 (1) | 日本学生支援機構(JASSO) |
賛助会員 (2) | 株式会社朝日ネット、 フォースバレー・コンシェルジュ株式会社 |
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(各項目をクリックすると当該箇所に飛べます)1) APAIE2016大会 概要 《Stats at a glance:11th Annual APAIE Conference 2016》
2) “STUDY in JAPAN” at APAIE2016 ~24 Exhibiting Institutions~
(2-a) STUDY in JAPAN Reception (2/Mar/Wed)
(2-b) STUDY in JAPAN 出展参加報告
(2-c) STUDY in JAPAN 出展団体アンケート
3) APAIE2016 JAFSA奨励セッション
4) APAIE2016参加者対象「2015年度 JAFSA海外教育フェア参加奨励金」(団体正会員大学限定)
5-a) 大会会場風景 (展示会場を中心に)
5-b) 大会会場風景 2 (海外ブース、他)
6) APAIE2017年大会について
1) APAIE2016大会 概要
開 催 期 間 | 29/Feb/Mon - 3/Mar/Thu/ 2016 ※EXPO: 1/Mar/Tue - 3/Mar/Thu |
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開 催 地 /会 場 | Melbourne、Australia / Melbourne Convention and Exhibition Centre (MCEC) |
ホスト大学 | The University of Melbourne 他、地元9大学 |
大会HP | APAIE2016 official website |
《Stats at a Glance…APAIE2016 Melbourne》
1,650 Registrations
48 Countries
230 Booths
94 Exhibitors
525 Institutions represented
141 Presidents/Vice-Presidents (or equivalent)
45 Sessions
8 Workshops
8 Campus Tours
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2) “STUDY in JAPAN” at APAIE2016 ~24 Exhibiting Institutions~
「STUDY in JAPAN/日本合同ブース」は、「18区画/24団体」という大会内屈指の規模感などから、展示会場入口正面という大変良い配置場所を得ました。
日本ブースに集客力があり、大会を盛り立てるだろうという、APAIEサイドからの期待があると言えます。その期待にたがわず、日本ブースには途切れることなく海外教育機関の方が多く来場され、終日打ち合わせが熱心に実施されていました。
日本ブースの出展団体についての詳細や、会場内の具体的な位置は、下記をご参照ください。(画像をクリックすると拡大されます。PDFのダウンロードも可能です)
“STUDY in JAPAN” showcased the study opportunities, research activities and programs of the following 21 leading Japanese universities and 1 organization, 2 companies at the 11th Annual APAIE Conference from 1 March - 3 March, 2016, in Melbourne, Australia.
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(2-a) STUDY in JAPAN Reception (2/Mar/Wed)
例年通り、展示期間2日目の午後(2/Mar/Wed, 14:30-15:30)に、ブース内での合同レセプションを催しました。
APAIEのような海外フェアでは、レセプションを通したネットワーキングが盛んに行われます。
特に、APAIEは大会全体の参加者が1,500~1,600人と、NAFSA等他のフェアに比べて大きくないことから、参加者同士が密にコンタクトが取れるのが魅力です。
通常の改まった打ち合わせとは別に、このようなレセプションを通して海外ゲストをもてなし、親睦・交流を深める目的で、日本ブースでもレセプションを実施しました。
24の出展団体より、大学オリジナルのお菓子・地元のお菓子など日本の菓子類を提供いただき、また会場ケータリングで飲み物を用意し、特に味見として日本酒もふるまいました。
いずれも大変好評で、レセプション実施中には、展示会場に見えた多くの海外参加者を日本ブースに引き付け、延べ約200人の方にお立ち寄りいただきました。
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(2-b) STUDY in JAPAN 出展参加報告
APAIE2016日本合同ブースに出展した24団体のうち、「立命館アジア太平洋大学(APU)」に「出展参加報告」を書いていただきました。
APUはJAFSA団体理事校で、APU入学部長 近藤教授はAPAIEの理事です。JAFSA、APAIE共に活動に深く関っておられ、APAIE日本合同ブースには、JAFSAが取りまとめを始めた2014年ソウル大会より継続出展いただいています。
今回の出展の様子について、詳しくはこちらの「報告ページ」をご覧ください。
(2-c) STUDY in JAPAN 出展団体アンケート
2016年大会終了後に、日本合同ブース出展団体に実施したアンケートの結果です。
有意義な大会だった、という評価が多数ですが、中でも「ブースがあったため効率的に打合せが行なえた」というお声が印象的です。実際に大会に出展参加された方がどのように感じていたか、ぜひご覧ください。
(以下のリンクよりPDFをダウンロードしてご覧ください)
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3) APAIE2016 JAFSA奨励セッション
海外教育フェアにおいてJAFSAは、団体会員大学・機関を取りまとめたブース出展のみでなく、セッション発表により、日本の高等教育を対外的にプロモートすることにも力を入れています。
日本の国際交流担当者の知識・スキル・経験などを伸ばす意味でも、JAFSA会員の発表参加を奨励しており、JAFSA理事による審査が通った方には、大会参加への「補助金(発表奨励金)」を支給しています。採択者は現地にて「JAFSA奨励セッション」であることを言及して発表いただきます。
APAIE2016年大会では、「国際教養大学 前中氏」「名古屋大学 星野氏」の2組が選出されました。
今大会では、セッションの総数が増えたというだけでなく、全体的に質も上がってきた、という声を耳にすることが多く、その中で2チームをJAFSAがサポートし、日本代表として送ることができたのは喜ばしいことです。採択者2組の発表の詳細については、下記よりご覧ください。
⇒「国際教養大学 前中氏」発表報告
International Exchange of Teaching Faculty: Expectations, Challenges, Effects and Suggestions
⇒「名古屋大学 星野氏」発表報告
A New Trend of Japan-Southeast Asia Student Mobility: What is Happnening Now?
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4) APAIE2016参加者対象
「2015年度 JAFSA海外教育フェア参加奨励金」(団体正会員大学限定)
「2015年度 JAFSA海外教育フェア参加奨励金」(団体正会員大学限定)
JAFSAでは、国際関連部署の若手職員の海外教育フェア等への参加を、国際関連業務に関する「スタッフデベロップメント(SD)」と位置づけ、「参加奨励金」を支給しています。
受給者には、「国際交流部門の若手職員として、海外教育フェア等に参加することで、世界の国際教育交流の現場を体験し、所属している大学における今後の業務に生かすこと、国際交流の課題を見つけること」が期待されます。
【注】本奨励金の対象者はJAFSA団体正会員大学に所属の方のみです
APAIE2016 メルボルン大会では、下記4名の方が採用されました。参加報告書は「報告ページ」にてご覧ください。
《採用者、大学名50音順》
1. 大阪学院大学 / 国際センター / 派遣コーディネーター 難波 尚子氏
2. 学習院大学 / 学長室国際社会科学部開設準備室 / 書記 柳 康貴氏
3. 国際教養大学 / 国際センター / 留学コーディネーター 上地 禅氏
4. 山梨学院大学 / 国際リベラルアーツ学部事務室 / 留学活動コーディネーター Fedak 佑子氏
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5-a) 大会会場風景 (展示会場を中心に)
年々大きく成長しているAPAIE年次大会の様子をご紹介します。
2016年大会は、久しぶりの南半球、英語圏での開催ということもあり、過去最高の参加者数を記録しました。(48ヶ国より1,650人)
「5-b) 大会会場風景 2」に、海外各国・地域のブース写真を掲載していますので、そちらもぜひご覧ください!
5-b) 大会会場風景 2 (海外ブース、他)
「海外ブース」の様子。写真をクリックすると拡大されます。
(番外編) ネットワーキングイベント(Gala Dinner)では、開場を待つ人々をコアラとワラビーが歓待してくれました。ホスト国としてのオーストラリアの雰囲気も堪能できる大会でした。
6) APAIE2017年大会について
開催地: 台湾 高雄
開催期間: 2017年3月20日(月)-3月23日(木) ※3/20は日本は祝日
Head Host: National Sun Yat-Sen University (国立中山大学)
会場: Kaohsiung Exhibition Center (高雄展覧館)
※2017年大会に関する最新情報はAPAIE 公式HP よりご確認下さい。
★APAIE2017高雄大会の、JAFSA取りまとめ「日本合同ブースの出展募集」は 以下のページをご覧ください。残り数ブースです!★ ⇒ APAIE2017【 STUDY in JAPAN/日本合同ブース 】出展募集 |
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