EAIE2017(セビリヤ/スペイン)

報告:EAIE2017 第29回年次大会 全体報告(於:スペイン・セビリヤ)

展示会場「FIBES」(EAIE2017)

展示入口正面のEAIEブース (EAIE2017)


スペイン広場で開催されたOpening Receptionと余興のフラメンコ(EAIE2017)


EAIE(European Association for International Education) の年次大会は、欧州の国際高等教育大会では最大規模のものです。毎年9月中旬頃に欧州各地の持ち回りで、約一週間の会期で開催されます。世界各地の大学・教育機関のブース展示、国際教育交流をテーマとした各種ワークショップ・セミナー、参加者交流イベント(レセプション等)が、大きなコンベンションセンター内やそれに隣接する施設等で数日にわたって行われます。大学間交流、国際交流担当者のネットワーキング・情報交換や、国際交流担当者の育成・指導などを目的としています。

◎「EAIE年次大会」について詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。
 ⇒ EAIE年次大会とは(EAIE2017の様子を中心に)


2017年の第29回EAIE年次大会は 「9月12日-15日に スペイン・セビリヤ」にて開催され、参加者6000人、参加国95ケ国 を記録しました。

STUDY in JAPAN (EAIE2017)

STUDY in JAPAN (EAIE2017)


EAIE2017セビリア大会において、JAFSAはJASSO(日本学生支援機構)と共同で、JAFSA会員大学・機関を取りまとめて「STUDY in JAPAN (日本合同ブース)」を出展致しました。
以下、その様子をお知らせ致します。
  (報告者: JAFSA事務局 事務局長補佐 小林京子)


会場内のあちこちに置かれた、段ボール製のミニ腰掛け(EAIE2017)

 (各項目をクリックすると当該箇所に飛べます)
1) EAIE2017 Seville 第29回年次大会 概要
2) EAIE2017 「STUDY in JAPAN (日本合同ブース)」概要
3) EAIE2017 「STUDY in JAPAN」レセプション
4) EAIE2017 「STUDY in JAPAN」出展大学による報告書
5) EAIE2017 「STUDY in JAPAN」出展大学アンケート結果
6) EAIE2017 「JAFSA奨励セッション」
(予告) 《EAIE2018 スイス・ジュネーブ大会について》


1) EAIE2017 Seville 第29回年次大会 概要


EAIEカウンターで配布されていた公式グッズ(EAIE2017)

日 程2017年9月12日(火)-15日(金) (展示は9/13-15)
開 催 地スペイン・セビリヤ
会 場 The Seville Conference and Exhibition Centre (FIBES)
(クリックすると会場HPが開きます)
参 加 者6.000 人
参 加 国95 ケ国
出 展 数252 ブース (クリックすると展示団体一覧が開きます)
大会HPEAIE2017 Seville (クリックすると大会HPが開きます)

EAIE年次大会は、例年約80ヶ国より約5,000人という参加規模だが、今大会は「95ヶ国より約6,000人参加」と過去最高を記録した。
2015グラスゴー、2016リバプール、と2大会続けて英国開催であったところ、久しぶりの欧州大陸での開催がプラスに働いたようだ。
EAIEは、もともと欧州地域での大学間交流、国際担当者交流の場として発足しており、年次大会の参加者内訳は変わらず欧州が最上位だが、今大会では、その中でも東欧地域や小国・小地域からの参加も多くみられた。北欧のように、NAFSAよりもEAIEで大きく展開しているエリアもある。
欧州上位とはいえ、年々、アジア、北米、南米、中東、オセアニア、アフリカといった世界各地からの参加も増えており、今大会の展示ブース数は「252」と、こちらも過去最高だった。


参加登録受付と参加者に配布される資料バッグ(EAIE2017)

Conference Schedule (EAIE2017)


開催地ホストのスペインブース(EAIE2017)

開催地ホストである「スペイン」も、地元10大学が連携して大会パートナーになり、政府関連機関もサポートに入る、という本格的な力の入れぶりだった。(10大学の具体名はこちら→Our partners)
いつになく華やかな装飾で大きく構えたスペインブースに、スペイン関係者が多く出入りする様子、展示2日目夜には、セビリア大学にて、教育省傘下機関の要職者や知事なども登壇したスペインレセプション(出席者は関係者に限定)を開催する、といった様子は、EAIEが個人レベルでの交流のみならず、国・地域の代表として交流する大会となっていることを示している。

今大会の過去最高の参加者数・参加国数を受けて、日本の参加大学の方々からは、普段交流が少ないエリアとも交流が深められた、新規開拓が期待以上にできた、とポジティブな声が聞かれた。
またNAFSAでは、エージェントや語学学校など民間機関からの参加も多いが、EAIEは「大学」が参加の主流となっていることも、大学間交流、学術交流を目的とした参加者から高い評価を得ているところでもある。
南欧らしい明るく強い日差しのもと、大会はいつにもまして熱気に包まれており、参加者同士の活発な交流が会場内のあちこちで見られた。
特に今回は、展示フロアーの中央部分に、コーヒーブレイクや休憩場所、フリーの打合せ場所を設けるという工夫が凝らされており、建物の構造上奥行きのある細長いホールの奥まで見通ししやすかったのと、人の流れを端から端へと促すのにも効果的だった。
参加者数が過去最高であるとはいっても、中央部分にオープンスペースのあるおかけで、圧迫感がなく、むしろ数多くの活発な打合せの様子が終日見られることが、会場全体に活気を添える形となった。


フロアー中央のフリーの打合せ場所 (EAIE2017)


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展示会場見取り図(EAIE2017)

EAIE2017の「展示会場図」は右図の通り。
EAIEは、出展者の地域別にブースを配置するのが慣例となっており、会場入口すぐの一番目立つ所に主催団体のEAIEブース、開催地ホストのブースが並び、その次に一番参加が多い欧州地域のブースが並ぶというパターンがある。今大会もそれに倣った配置ではあったものの、展示会場が2ホールに分かれたためか、英仏独、といった大きな欧州パビリオン(集合ブース)が、日・韓・中・台というアジアエリア内に組み合わせされて配置されるという、これまであまり見られない形式で、結果として2ホールのどちらかに来場者が偏るということがなく、どちらも活発に人が動いて交流するというプラスの効果が見られた。


Hall B での日本ブース位置 (EAIE2017)

そのような中、「日本合同ブース」は2つ目の展示会場「ホールB」のエントランス前という、非常に動線の良い場所に配置を得た。
(ブース番号#B453)
大会ルールで集合ブースの広さは「120平米まで」という規定があるが、過去連続でこの最大限の面積で展開し、また国内20-30大学が安定して継続出展している「日本ブース」への開催側の評価が伺える。
なお今大会で配布されていたEAIE全体の広報物に、前大会の「STUDY in JAPAN」の様子、出展大学様の打合せの様子が取り上げられており、「日本」の認知度が着実にEAIE大会にて上がってきているといっても過言ではないだろう。


EAIE広報物等に掲載された、2016日本ブースや日本の大学の方の打合せ風景


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2) EAIE2017 「STUDY in JAPAN (日本合同ブース)」概要


EAIE2017大会での日本合同ブースには、国内の「21大学」が出展した。
日本ブースのサイズ(面積)は、2015大会より引き続き「集合ブース上限サイズの120平米(EAIEでの規定)」での展開だが、近年各出展団体の打合せが増え、ブース内が込み合うようになってきたため、各団体の区画を少し広げ、その結果出展団体数を絞ることとなった。


2017 セビリヤ大会出展:21団体、1区画:3.3m×2.4m、全区画:120平米 (15区画)
2016 リバプール大会出展:26団体、1区画:3.0m×2.5m、全区画:120平米 (16区画)
2015 グラスゴー大会出展:30団体、1区画:3.0m×2.0m、全区画:120平米 (20区画)

EAIE2017 “STUDY in JAPAN” 出展大学一覧
 (団体名地域別五十音順、敬称略 / 国立大学法人**、公立大学*、以外は私立大学)


1. Programme Advertisement (EAIE2017)

フルブース
  6校
<東北>東北大学**
<関東>上智大学、立教大学
<関西>京都大学**、立命館大学
<九州>立命館アジア太平洋大学
シェアブース
  15校
<北海道、東北>
 北海道大学**国際教養大学*
<関東>
 桜美林大学、 お茶の水女子大学**、
 神奈川大学、首都大学東京*、創価大学、
 中央大学、日本大学、法政大学
<中部>名古屋外国語大学
<関西>大阪学院大学、関西大学、神戸大学**
<九州>西南学院大学
《協賛団体》 manaba
(株式会社 朝日ネット/JAFSA賛助会員)

2. Booth Placement (EAIE2017)

3. Exhibiting Universities (EAIE2017)

4. Exhibitors' Information and Booth Time Table (EAIE2017)


開放的な造りの日本ブース(EAIE2017)

EAIE2017の日本ブース装飾は、年々増えてきているブース内打合せに対処できるよう、混雑・手狭感を解消するため仕切りや壁等がないオープンな造りとし、動線的にも出入りがしやすい構えとした。
一方で遠くからの認識度を高めるために、前大会同様に天井から下げるサイン(「JAPAN」と書いた大きな丸いバナー)を設け、ホール内の各所からすぐに「日本」が見えるようにした。
いずれも今大会で日本ブースへの注目度を高め、多くの来場者を集めるのに貢献した。


遠くからも目立った天井のバナー(EAIE2017)

JAFSAはEAIEでは、2012ダブリン大会より会員大学を取りまとめた日本合同ブースを出展しているが、出展回数を重ねていくことで、良い意味での「定型化」が図れていると言える。
“STUDY in JAPAN”という統一ブランド名のもと、「日本ブース」に関するイメージ…ブースデザインやブース規模等…が浸透し定着してきていると言える。

しかしそのような「器」の部分のみでは「日本」の認知度を高めるのには足りず、出展大学様による中身の部分のお力によるところは大きい。
EAIEでは、継続参加によりご経験ある大学様が出展の中心となってきており、海外フェアの効果や使い方をよく理解され、事前準備を十分にされた上で臨まれている。
NAFSAに比べてシェアブースも多く、一大学あたり2-3名での少人数の参加が多いが、会期中の役割分担・各自の活動予定などを事前に決めておられ、無駄なく動いて行かれる姿はさすがである。
特に今回はスケジュールを詰め込みすぎず、バッファも大切にしてゆとりある活動を展開されていると感じた。少しでも余裕幅があることで、飛び込みの来場者にすぐに対応されたり、隙間時間にセッション聴講に出向かれたり、という緩急のリズムを使い分けた活動に繋がっておられるようだった。
対外的な広報についても予め工夫を凝らされ、どのような資料・グッズでアピールすれば効果的か、ということも検証されてきている。終日活発に打合せが続くのも、そのようなご尽力の積み重ねであると実感する。


Informationブース(EAIE2016)

また、出展大学皆様が運営側へ多々協力して下さること、ブース内部での大学同士の交流も活発に行われていることが、他国・地域の集合ブースにもまして「日本ブースの一体感、統一感」を醸し出すことに繋がっている。結果として、今大会で “STUDY in JAPAN” のさらなる存在感を示すことができたと言える。

※共同運営であるJASSOには、ブースの総合案内となる「Informationブース」をご担当いただき、出展大学についてのご案内、日本留学全般に関する情報提供を行なっていただいた。

※(補足) JASSOは2017年度より大学の出展とりまとめはなくなり、出展団体の申込受付・取りまとめはすべてJAFSA、と役割分担をしています。
2017年度以降の海外フェアでは、JASSOは、このようなInformationコーナーにて、日本留学全般の情報提供・広報を行なっていただくことになっています。

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3) EAIE2017 「STUDY in JAPAN」レセプション


ゲストにお渡しした招待状 (EAIE2016)

毎回、海外ゲストから好評いただいている「ブースレセプション」を今大会も会期中に行なった。
 (ご協力、ご協賛: JAFSAプラチナ賛助会員
 「株式会社朝日ネット」様)
各大学様にはゲスト用のお菓子の持ち寄りの協力をお願いした。地元のお菓子や、大学ブランドのお菓子など、ホストならではのお菓子の提供は海外ゲストに大変喜ばれ、各テーブルで話が弾むきっかけともなっていた。
EAIEは土地柄、フェア中に各ブースにて参加者交流のためにアルコールが提供されるのが慣例となっている。「STUDY in JAPANレセプション」としても「日本としてのおもてなし」を見せるべく、日本から持ち込みの日本酒、日本のワインを提供したところ、テイスティングのテーブルに常に人が集まるほど人気が高かった。
改まった打ち合わせとは別に、このようなカジュアルなスタイルでの交流機会を設けることで、出展団体と海外ゲストとの親睦を図り、情報交換を促進するのに大いに役立った。


日本酒の試飲は人気が高かった(EAIE2017)

日 時2017年9月14日(木) 15:00-16:00
場 所STUDY in JAPAN ブース (#B453)
ホ ス トSTUDY in JAPAN ブース出展21大学
ゲ ス ト出展大学が招待した海外大学・機関
開催目的日本の出展大学と海外大学・機関との
交流・情報交換
開催形式オープン形式
(ゲストの参加費無料、出入り自由) 
来場者数約300人
特別協賛manaba (株式会社朝日ネット/JAFSA賛助会員)

大盛況のレセプションの様子 (EAIE2017)

各大学で工夫を凝らしてお菓子を提供(EAIE2017)

大盛況のレセプションの様子(EAIE2017)


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4) EAIE2017 「STUDY in JAPAN」出展大学による報告書


日本ブース内打合せの様子(EAIE2017)


今大会に日本ブースに出展された大学様の一つに「出展報告書」の執筆を依頼中です。
海外フェア出展にあたり、どのような準備をし、どのような活動展開をされていたのか、貴重な体験談をぜひご覧ください。(近日掲載いたします)


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5) EAIE2017 「STUDY in JAPAN」出展大学アンケート結果


日本ブース内打合せの様子(EAIE2017)



(近日、日本合同ブース出展大学に、大会後に取ったアンケート結果を掲載予定です)


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6) EAIE2017 「JAFSA奨励セッション」


『JAFSA奨励セッション』は、JAFSA会員の方の『セッション発表』に対する支援です。
具体的には、EAIE年次大会における『セッション発表に既に採用されている会員の方』の中から、要項に適合し、JAFSA理事の審査を通った方(発表1チーム)に対して「参加奨励金」を支給するというものです。
EAIE2017年大会の奨励セッションについては、2017年7月に会員の方に向けてご案内していましたが、応募がなかったため「実施なし」となりました。


 ◎EAIE年次大会のJAFSA奨励セッションについて詳しく知りたい方は、下記をご覧ください。
   ⇒ EAIE2015 JAFSA奨励セッション 採用者報告書

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“STUDY in JAPAN”@EAIE2016
Organised by
             



“STUDY in JAPAN”@EAIE2016
Supported by
  



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 (予告) 《EAIE2018 スイス・ジュネーブ大会について》


EAIE2018 第30回年次大会は、2018年9月11日(火)-14日(金)に、スイス・ジュネーブにて開催されます。
◎JAFSAは引き続き、会員大学を取りまとめて“STUDY in JAPAN”ブースを出展致します!
EAIE2018ジュネーブ大会ブース出展募集開始は「2018年3月頃」予定です。
◎EAIE2018 ジュネーブ大会については、こちらをご覧ください。⇒「大会公式サイト(英語)」

ジュネーブ大会予告の広報物 (EAIE2017会場にて)


2018年9月にジュネーブ大会で皆様にお会いできるのを楽しみにしています!


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