報告:EAIE2010・第22回EAIE年次大会: 全体報告(於 フランス ナント)
2010年度の第22回EAIE年次大会は、9月15日から18日の間フランスのナント市にて開催された。今年度の大会テーマは「Making Knowledge Work」であり、我々に国際教育交流の経験から得た知識をフルに活用し無駄にしないことの大事さを示唆したテーマである。大会には世界各国から3,642名が参加し、エキシビション・フロアでは384のブースを開き、今までで一番多かったという。
今回は韓国、アルゼンチン、ドイツのブースが目立ち、これらの国は国際教育に力をそそいでいるように感じた。一方、昨年と同様、日本の大学のプレゼンスは乏しく、また日本からの発表者の数も少なく、All Japanとしてもう少し積極的に国際教育交流に取り組む必要があると思う。次年度のコペンハーゲン大会に向けてJAFSAは刺激策を考え、日本のプレゼンスを高めたいものである。
今回の多数のセッションの中で、個人的には、最終日の午前中にあったBenchmarking university managementというセッションが大変興味深い内容であった。大学の国際化や大学間の競争に伴い、ベンチマーキングや自己評価システム等が必要になってきたと説明、Cluster Networkという理工系の大学コンソーシアムのメンバー校同士におけるマネージメント部門に特化したランキングを伴わない評価システムの確立やグッドプラクティスのプログラムの紹介・結果分析であった。JAFSA内で使えそうなものと思った。
セッションに並行して、各同種団体との交流会議や幹部会等も開催され、JAFSAはEAIEの同種団体レセプション(写真右参照)、国際教育同種団体ネットワーク会議(NIEA)やJournal of Studies in International Education(JSIE)の編集・組織委員会等に参加している。
2011年の年次大会は、デンマークのコペンハーゲン市での開催が決定した。来年度こそ多くのJAFSA個人会員及び日本の大学の積極的な参加を期待したい。
報告者:ジョージ・R・ハラダ(広島経済大学)


