NAFSA2014 サンディエゴ大会

報告:Pre-NAFSA ワークショップ[NAFSA/Japan SIG主催](2014年3月14日、東京)

NAFSA(ナフサ)とは、米国を拠点とする国際教育交流団体です。毎年5月下旬頃に開催される年次大会は、世界各国より7000人-9000人が参加する、国際教育交流分野最大のコンベンションです。2014年はサンディエゴ、2015年はボストンで大会が催されます。
(NAFSA公式HP) 

主催のNAFSA Japan SIGは、NAFSA傘下にあり日本に興味を持つ関係者のグループです。JAFSAは、NAFSA大会でのJapan SIGミーティングやレセプションの運営などの側面支援をしています。
今回、NAFSA Japan SIGが主催となって、NAFSAについてのワークショップを実施しました。
詳しくは以下の報告をご覧ください。

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Pre-NAFSAワークショップ
What You Need to Know and Why You Should Go
~日本の高等教育機関の海外展開を目的とした NAFSAの積極的活用について~
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日 時:2014年3月14日(金)
場 所:武蔵大学(JAFSA団体理事大学) 江古田キャンパス
主 催:NAFSA Japan SIG
協 力:NAFSA、JAFSA(国際教育交流協議会)、文部科学省、JASSO(日本学生支援機構)、グローバル人材育成推進事業採択大学42校(代表幹事校早稲田大学)
参加者数:大学および高等教育関連機関より45名


2.セミナースケジュール


(敬省略)
開会挨拶
ブライアン・マサハート(Brian Masshardt) (武蔵大学 国際センター、東アジア研究プログラムディレクター、講師/NAFSA Japan SIG co-Chair)
Rosie Edmond(Education USA 北東アジア・太平洋地域担当責任者/NAFSA Japan SIG co-Chair elect)
有賀 理(文部科学省 高等教育局高等教育企画課 国際企画室長)
川島 浩平(武蔵大学 国際センター長、人文学部教授)

第1部『NAFSAとその参加意義についての理解を深める』
Session1:“Navigating NAFSA101”
・Sheila Schulte(Senior Director, International Enrollment Management & Student/Scholar Services, NAFSA: Association of International Educators)
Session2:“Creating a Strategic Vision for NAFSA Participation”
・Denise Eby Konan(Dean of the College of Social Sciences, University of Hawaii at Manoa)
・キム・ジョンミン(Jungmin Kim)(埼玉大学 国際本部・国際室 事業プログラム推進係
マネージャー)  
・アクセル・カーペンシュタイン(Axel Karpenstein)(埼玉大学 日本外交政策、文部科学省 グローバル人材育成推進事業担当 准教授)

第2部 『NAFSAにおけるセッション発表について』
  <ファシリテーター> 芦沢 真五(東洋大学 国際地域学部 教授)
Session1:“Effective Strategies to Submit a NAFSA Proposal”
・Sheila Schulte
Session2:“Presentation to an International Audience”
・Denise Eby Konan


Sessionの様子

グループワークの様子


このワークショップは、NAFSA出展の意義・出展方法・効果的なアピール等をテーマとして、海外機関との国際交流や国際展開の推進を目指す、日本の大学・教育機関関係者を対象に実施された。

ワークショップは2部構成で行われた。第1部では、NAFSAシニア・ディレクターのSchulte氏より、NAFSAの概要、NAFSA年次大会のプログラム内容、同大会に参加することのメリット、現地でのパートナーシップ拡大のために大会参加前/参加中にやるべきことなど、具体的な助言をいただいた。
続いて、2013年度NAFSA年次大会に参加した埼玉大学のキム氏、カーペンシュタイン氏から、大会参加によって得られた成果について報告があった。同大学は、たった1回の参加で、世界の10大学とのパートナーシップ(過去の3倍)を構築し、念願のデュアル・ディグリー・プログラムに関する覚書も締結することができたという。ゴールを明確に提示することによって学内各所を説得してNAFSA参加の承認を得たこと、現地ではセッションやレセプションを活用してネットワークを広げていったことなど、当事者の経験に基づくプレゼンテーションは非常に説得力があり、参加を検討する大学関係者を力づけるものであった。
ハワイ大学のKonan氏からは、日本と米国の大学組織・制度の違い、長期・短期の留学生交換などで米国の大学とのパートナーシップを構築する際に知っておくべきことについて講義があった。

NAFSA年次大会では、毎年セッション企画案(プロポーザル)を世界各国から公募しており、採用された企画は年次大会で発表することができる。第2部は、NAFSAに提出するプロポーザルの作成についてのワークショップが行われた。
東洋大学の芦沢教授のファシリテーションのもと、Schulte氏によるプロポーザル作成の効果的戦略、Konan氏による魅力的なプレゼンテーションの秘訣についての講義が行われた。
Schulte氏からは、2015年NAFSA年次大会のゴールに合致する内容であること、プロポーザルに含むべき要素などプロポーザル作成の基礎知識、プロポーザル選定のプロセスや締め切りなど、具体的かつ明確な説明をいただいた。またKonan氏の講義は、NAFSA年次大会に限らず、あらゆるプレゼンテーションで活用できる内容で、プレゼンテーションが苦手といわれる日本人にとっては貴重なアドバイスとなった。

その後、参加者が5つのグループに分かれ、NAFSAに提出するプロポーザルのテーマについてのディスカッションと、NAFSAでのプレゼンテーションスタイルを意識したElevator Pitch(エレベーターに乗っているくらいの短い時間に、簡潔にポイントを押さえてプレゼンテーションをすること)による発表を行った。

残念ながら日本からのプロポーザル提出はまだ非常に数少ない状況だが、このワークショップをきっかけに、より多くの大学がNAFSA年次大会をはじめとする国際交流の場に参加し、積極的な情報共有・発信を行うことが期待される。

報告者:野村 由布子(JAFSA事務局プログラム・コーディネーター)


講演資料:
【注意】本資料は閲覧のみです。印刷はできません。著作権は各発表者にあります。無断転載・転用はご遠慮ください。
Sheila Schulte氏 講演資料
●Navigating NAFSA101
●Creating a Strategic Vision for NAFSA Participation
●Effective Strategies to Submit a NAFSA Proposal
●Professional Development and Training Opportunities
Denise Eby Konan氏 講演資料
●Creating a Strategic Vision for NAFSA Participation
埼玉大学 講演資料(キム・ジョンミン氏/アクセル・カーペンシュタイン氏)
●Developing A Strategic Approach to NAFSA




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