NAFSA2014 サンディエゴ大会

報告:NAFSA2014 年次大会参加報告(日本大学)

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今回は、日本大学様に、
出展の報告書を執筆していただきました。

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◆JAFSAブース出展参加報告◆
開催期間:2014年5月25日(日)~5月30日(金)
場所:San Diego Convention Center, San Diego, California, USA


日本大学では毎年NAFSA年次大会に参加しており,昨年のセントルイス大会に続き今回もJAFSAから参加した。今回は,初めてJAFSAとJASSOが合同でブースを設け,日本から参加した大学・機関等は"Team JAPAN"として一丸となって日本のプレゼンスを高めるべく臨んだ記念すべき大会となった。

以下の報告は,これからNAFSAに参加される所謂"First Timer"等の方を想定して記載させていただいた。これは,報告者自身もNAFSAについては今回が2回目の参加であり,また,おそらくこうした内容の方が本原稿を依頼されたJAFSA各位の御意向にも沿うことと思料したからである。既に何度も参加されている各大学の皆様には当たり前にお感じになることばかりかと思うが,上述のような点を御賢察の上,御寛恕願いたい。


出展までの準備


今回も例年通り前年の大会が終了した後,JAFSAからのアンケートで出展に向けた意向を表明するところからスタートした。その後,JAFSAへの正式な参加申込を経て,12月に開催されたJAFSAからの参加団体によるテレビ会議に出席し,出展に関する諸事項について確認した。年が改まり3月に入るとNAFSAで宿泊するホテルの予約がリリースされる。本学では毎年そのタイミングちょうどに合わせてスタッフが予約を入れているが,時差の関係で日本からは深夜の時間帯となってしまうのがつらいところである。しかし,条件の良いホテルをおさえておくことは,出展期間中の活動を円滑にする上でとても重要である。出展が間近となる4月には,協定校やその他の大学・機関等との間でミーティングのアポイントを取り始め,出展期間中のスケジュールを組んでいった。


現地到着後


現地に到着した後,出展前日に行われたJAFSAとJASSO合同による日本ブースの打合せに臨んだ。今回はこれにより"Team JAPAN"としての一体感が一層高まった。また,今回の30を超える数のブースは,来場者に日本の存在を示す上で十分に効果的と感じた。打合せ終了後,ブース周りの設営を行った。バナーや大学関係資料等を配置し,テーブル,イスや電源等を確認して設営を終了した。


San Diego Convention Center

現地打ち合わせの様子


出展期間中


アポイントの基本は,こちらのブースに来てもらうか,あるいはこちらから相手のブースを訪問するかいずれかが基本となる。しかし双方が多くのアポを入れているためか,案外それを相互で誤解してしまい,時間を無駄にすることがあるのでよく確認する必要がある。また,人数が多くてブースの席では間に合わない,または特別な交渉を行うといった場合は,会場から外へ出てレストランやカフェで軽食やお茶等をサービスしながら良い雰囲気の中で行うミーティングも時に有効と思われる。因みに,今回本学では以上2点のどちらも該当がある。出展前に組んでおいたスケジュールは,Googleのアプリで管理しており,日程と交渉のポイントはあらかじめ入力してある。そして,ミーティング終了後は,その記録をその場で入力することとしている。これにより,日本にいるスタッフと最新の情報を時差はあるもののリアルタイムで共有している。


出展ブース


今回,本学のブースは,メイン・エントランスから日本ブースに向かってコーナーの所にあるとても良い位置を使わせていただくことができた。そのため,本学のブース前を通る来場者の方は例年になく多かったが,残念ながら当初参加を予定していたスタッフ1名が都合により急遽参加できなくなったこともあり,アポイントのある分をこなすことを優先し,それ以外は可能な範囲での対応とした。


新規協定締結を予定するイギリスの大学関係者と

本学では,NAFSAをはじめ,EAIEやAPAIEについても必ず教員と職員が共に参加することとしている。通常,教員は学部に所属し,職員は本部に所属している。一方,海外の大学等との協定については,大学レベルのものと学部レベルのもの,そしてその両方が並立しているものとがあり,相手先大学によってこれらが相違する。NAFSAのような機会を通じて教員には自分の所属する学部だけでなく,大学全体としての国際交流を意識しながら積極的に情報交換をしてもらうことを期待している。


今回ブースに並べたノベルティの1つのフリクション・ボールペンは海外ではまだ珍しいのか,試用してみせると大人気であり,初日終了時点で全体の半数近くを消化してしまったため,2日目以降はブースに置くのを止め手渡しすることとした。また,成田空港で購入した日本のお菓子も取り易いように個別包装されたものにしたためか,とても人気があり多くの方が手に取られた。こうしたグッズは雰囲気を和ませ,特に初対面の方との会話のきっかけを得る上で有用である。


ジャパン・レセプション


レセプションの様子

Study in Japan ブースの出展大学・団体合同で行うジャパン・レセプション会場のOmni Hotelは,コンヴェンション・センターからの距離が徒歩5分程のところにあり,予想していたほど遠くなかったので,移動については全く問題なかった。また,今回のレセプションは開催初日の昼だったため,チケットを事前に配付できるか心配していたが,幸い多くのお客様にはレセプションの前にブースでお渡しすることができた。レセプションの行われたテラスは,カリフォルニアの青い空と太陽の下,スイミングプールもあってとても素晴らしい雰囲気を演出し,来場された方にはとても喜んでいただくことができた。レセプションは,各国・大学・機関等がそれぞれ趣向を凝らして実施しており,主催者のプレゼンスを高めるために予想以上の効果をあげることができる。その点では,今回のレセプションは成功したと思う。なお,ランチ・レセプションということ,また,訪れた他のレセプションと比較した感想として,料理については取りやすいものを多く用意するなど,次回以降,更に工夫してみても良いのではないかと感じた。


今回大会の印象


開催地サンディエゴは,景観や気候,安全性その他から全米で最も人気の高い都市の1つであるとともに,アクセスも良い等の好条件が重なったためか,今回の来場者数は1万名を超えるかつてないほど大規模な大会となった。そのため,参加者は,例年以上に全米や世界中から訪れており,想定外の新たな出会いも多くあった。一例としては,アメリカのある大学の方がアポなしで直接本学のブースを訪れてくれたのだが,聞けば,本学との間で新たな提携を検討しているとのことで,その理由の1つに,本学の学生が本学卒業後にその大学へ入学・卒業し,その強い推薦があったそうである。昨年の結果から,アメリカの大学を新規開拓することは,もはや相当困難であると感じていただけに,これは嬉しい誤算であった。もちろん,こうしたことが具体的な成果として結実することは,それほど期待できないかもしれないが,それでもそこから何らかの可能性やヒントを得るきっかけにはなったように思う。そして,その点が,残念ながらそうしたことの少なかった昨年のセントルイス大会との差ではなかったかと感じている。


NAFSAにおける本学の成果


今回のNAFSAに参加するに際し,当然ながら本学でもいくつかの目標や期待する成果を策定して臨んだ。それは,交換学生数の枠の増加,交流規模の拡大,新たなプログラムの展開等,当然それぞれの大学ごとに異なるが,幸い今回はそうした目標の多くについて,一定の成果をあげることができた。更に,こちらで想定していなかった有難い提案をいただくこともいくつかあった。以上のことから,今回のNAFSAにおける本学の成果はおおよそ達成できたと言える。


新規協定締結を予定する香港の大学関係者と

協定校(ドイツ)の大学関係者と

協定校(フィンランド)の大学関係者と

協定校(アメリカ)の大学関係者と(左・中央・右)


次回大会に向けて


来年のボストン大会は,今回と同様にJAFSAとJASSOが合同ブースを設け,更に日本のプレゼンスをあげることが期待される。また,日本とは縁の深い土地柄ということもあり,既に一部の関係各位が来年に向けた準備を鋭意開始されているとも聞く。ボストン大会が日本から参加する各大学・諸機関等にとって今回以上に有意義なものとなることを期待したい。  


報告者:並木 洋明(日本大学 本部学務部教育推進課 / 国際交流室 課長)






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