NAFSA2015 ボストン大会

報告:NAFSA2015 年次大会参加報告(関西学院大学)

*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*
NAFSA2015の「STUDY in JAPANブース(日本合同ブース)」に出展した団体より、
関西学院大学、首都大学東京様に、事前の準備や大会中の活動について、
報告書を執筆していただきました。出展の参考事例としてご覧ください。

*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*:.。..。.:+・゚・*
   ※首都大学東京の報告書はこちらです。


◆JAFSAブース出展参加報告(関西学院大学)◆

開催期間:2015年5月25日(日)~5月29日(金)
場所: Boston Convention&Exhibition Center(BCEC), Boston, Massachusetts , USA


関西学院大学(以下本学)は、毎年NAFSA年次大会に参加しており、2010年からはJAFSA合同ブース(フルブース)にて参加をしている。

以下の報告は、これからNAFSAに参加することを検討されている大学関係者にとって必要だと思われる情報を中心に記載する。参加実績のある大学の皆様には既知の内容も多いことをご容赦いただきたい。今後NAFSAジャパン・ブースへの参加を検討している方々にとって少しでも参考になれば幸いである。


出展までの準備で必要なこと


今回、本学からの訪問団は5名で内4名が初めての参加者であった。過去の参加者と数回にわたり綿密に打ち合わせを行った。主なアジェンダは以下のとおりである。
・参加者(無料登録枠含)の登録 ・庶務上の手続き(ホテル、航空券、保険、wi-fi機器手配等)
・持ち物リスト(バナー、お土産等)の確認 ・アポイントメントの調整(交換留学受入、新規協定大学の開拓、新規プログラムのヒアリング等) ・レセプション参加者の決定 ・JAFSAセッションでの発表内容

参加者の登録はもちろん、ホテルや航空券の手配も早めに行わないと予想外の出費となるなど、想定される事項を事前に検討しておくことは非常に重要な事項である。また、事前の準備を周到に行うことで得られる成果も大きい。当然のことではあるがアポイントメントの調整や訪問団の個人別の役割分担については、それぞれの目的を明確にした上で調整していくことを強くお勧めしたい。 


ジャパン・ブースの様子 


ジャパン・ブースの様子

NAFSAの会場では、国別にエリアが決められており、その中で統一感を出して各国のプレゼンスをあげるような工夫がされている。今回ジャパン・ブースは、桜の造木が数多く設置され、最も魅力的なエリアの1つであったと感じている。海外協定校の方やブースに立ち寄る方からも反応は非常に良かった。 


出展ブース  


出展ブースでは、以下のとおり「ミーティングスペース」、または、「カウンター」を使用して各種対応を行った。大学によって多少の違いはあるとは思うが、以下のとおり、それぞれのスペースの役割について説明する。


①ミーティングスペース
各ブースに用意されている円卓1台と椅子4脚を利用して、じっくりと話をしたい時に利用する。主に協定校、あるいは協定締結に向けて具体的な話が進んでいる大学等と、事前にアポを取った上、30分程度、対談の場として利用している大学が多い。留意すべきは、ミーティングを行う大学と明確な議題を確認しておくことである。中には挨拶程度の場合もあるが、他大学との貴重なミーティングの機会を失わないよう、慎重にかつ戦略的にミーティングを設定していくことが重要である。
⇒本学では期間中に合計36大学との打ち合わせを行った。


協定校との打ち合わせの様子

ミーティングテーブルでの打ち合わせの様子


②カウンター
立ったままでの来客対応で、主に情報収集のため会場内を行き来する方々への売り込みが中心となる。来客者は、目当ての大学があるというよりは、自分達のニーズに合ったプログラムを探しているため、そのニーズに沿ったプログラムを上手く訴求ができれば、自大学の存在感を高めることが可能である。もちろん、全ての訪問者のニーズを満たすことは難しいが、大事なのは自大学ならではの強みを把握した上で、その強みに合致する訪問者は逃さないということかと思う。各大学では、来場者の会話のきっかけとなるようにiPadやPCで写真を流したり、オリジナルグッズ、キャンディやチョコレートを用いて注目を引くような仕掛けを独自に工夫していた。 
⇒本学では期間中に合計30大学以上と情報交換を行った。


現地高校生との対応の様子

来客者へのプログラム説明の様子


レセプション


協定校担当者との歓談の様子

招待を受けたレセプションへの参加は、ホストの大学関係者のみならず、招待されている国内外の他大学関係者との友好関係構築の場にもなる。プライベートな話で意気投合し、最終的には互いの大学の友好関係を更に発展させることも多いため、積極的に参加するメリットは多いと言える。インフォーマルな場だからこそ得られるものがレセプションにはあるため、積極的に参加することをお勧めする。今回は、JAFSA合同レセプションをはじめ、カナダレセプション、トロント大学/ブリティッシュコロンビア大学合同レセプション等に参加した。


NAFSAにおける本学の成果


本学は、カナダの3大学と協働で大きなプロジェクトを運営しているが、その4大学合同でミーティングの場を持てたということが1つの大きな成果であった。メール等では各大学が抱える課題が見えないこともしばしばである。複数の大学に散在する関係者が一堂に会し、限られた時間の中で多くの議題について議論ができたことは、今後のプロジェクト運営に大きく貢献するものであった。また、本学の国際教育においてキーとなる教員が、協定開拓重点地域の大学関係者とのネットワークを構築できたことも成果の1つである。もちろん、カウンター対応においても、複数の新規協定候補校関係者と情報共有を行い、更なる関係構築に向けて進めていく可能性が開けた。これらは、実際の協定締結等に結びついて初めて成果と言えるかもしれないが、その礎となる人間関係の構築ができたことは、本学にとって大きな一歩である。


JAFSAセッションでの発表


JAFSAセッションとは、NAFSA事務局からJAFSAに対してオファーされているセッションで、文部科学省をはじめ複数の大学の個別事例について発表するものである。今回大会では、文部科学省「スーパーグローバル大学創生支援」事業の内容について、文部科学省、慶応義塾大学(タイプA採択代表校)および本学(タイプB採択代表校)が発表を行った。本学の発表内容においては、どのようにこの事業に取り組み、どのように大学を変えようとしているかについて明確に打ち出せるように他部署も交えて打ち合わせを行い、発表内容の精査を行った。発表後は、出席された方から多くの質問をいただくなど、本学の取り組みはもちろん、日本の大学が今後取り組んでいく内容について興味を示していただいた。一方で、約80名の参加者のうち多くが日本の大学関係者であったことから、今後は世界の大学関係者に向けての広報も課題の1つであると思われる。
 期間中は、このようなJAFSAセッション以外にも数多くのセッションがあるため、アポイントメントを調整し積極的に情報収集することをお勧めしたい。


JAFSAセッション:水戸考道国際教育・協力副センター長の発表の様子 参加者約80名

JAFSAセッションの様子


最後に今回の合同ブース出展を取りまとめてくださったJAFSA事務局の皆様に心から感謝を申し上げたい。


報告者:御法川 卓爾 (関西学院大学 国際連携機構事務部)、
住岡 尚樹 (関西学院大学 国際連携機構事務部)





チャレンジ25キャンペーンバナー画像
JAFSAはチャレンジ25キャンペーンに参加しています。