NAFSA2015 ボストン大会

報告:NAFSA2015 第67回年次大会 全体報告

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「NAFSA2015 第67回年次大会(米国・ボストン)」
2015年5月25日(月)-5月29日(金)
~ブース展示期間:2015年5月26日(火)-5月29日(金)~
会場:Boston Convention and Exhibition Center,
Boston, Massachusetts, USA
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NAFSA年次大会は、北米にて毎年1回5月下旬~6月初旬頃に開催される、国際教育交流分野では世界最大規模の大会です。約一週間にわたる会期中には、特別講演、セッション、ワークショップ、ネットワーキングのためのさまざまなイベントが催されるほか、展示ホールでは参加団体によるブース出展が行われます。
2015年第67回年次大会は米国ボストンにて開催され、世界約100カ国以上から11,000人を超える参加者があり、過去最大の大会となりました。
  ◎NAFSA年次大会について⇒「NAFSA公式サイト(英語)」
  ◎NAFSA2015年ボストン大会ハイライト⇒「Highlights of NAFSA 2015(英語)」


JAFSAは「グローバルネットワーキング事業」の中では、NAFSA年次大会における活動を、最重点項目においています。2008年より、会員大学・機関を取りまとめて日本合同ブースとしてNAFSA年次大会に出展し、また大会中に日本関連のセッションも実施し、日本の高等教育に関する広報・周知活動に努めています。
こちらのページでは、NAFSA2015年ボストン大会における、JAFSAおよび “STUDY in JAPAN” (日本合同チーム) の活動についてご報告致します。


   I. NAFSA2015年次大会における “STUDY in JAPAN” 5つのポイント
  II. NAFSA2015 ボストン大会 “STUDY in JAPAN” ブースについて
  III. NAFSA2015 ボストン大会 日本関連のセッション(JAFSA企画・支援)
  IV. NAFSA2015 ボストン大会 JAFSAによるその他の活動


展示会場風景 (NAFSA2015)

STUDY in JAPAN ブース (NAFSA2015)


I. NAFSA2015年次大会における “STUDY in JAPAN” 5つのポイント


I-a) JAFSA取りまとめによる出展の背景と今大会の目標


NAFSA年次大会における日本合同ブースは、2008年のJAFSAによる会員大学の取りまとめ出展より徐々に規模を拡大し、会員大学内にも出展参加の重要性とその効果の認識が広がりつつありました。しかしながら、NAFSA年次大会が年々、国・地域対抗というカラーを帯び、どの国・地域の集合ブースも大きく華やかに展開してきているのに対し、「日本」の存在感はそのブース規模とも相まってあまり強くないことは否めませんでした。
その現状を打破するため、2015年ボストン大会において「日本」を全面に打ち出し、そのプレゼンスを示し、“STUDY in JAPAN”としてのブランドを確立するということを目標として掲げ、JAFSAは2013年よりその準備に取り組みました。
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)GGJ(Go Global Japan、経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援、幹事校:早稲田大学)といった、国内大学との連携を持つ機関、および文部科学省にも働きかけ、NAFSA出展の重要性、規模拡大等による存在感UPの重要性を訴え、「オールジャパン」の姿勢で展開していく協力・連携体制を整えました。
一方でJAFSA理事会内でも討議を重ね、“STUDY in JAPAN”のボストン大会での戦略的展開のため準備委員会を立ち上げました。
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     「NAFSA2015ボストン大会 準備委員会」
  国際基督教大学(ICU)  日比谷学長(JAFSA副会長、当時)、円谷事務局長
  テンプル大学ジャパンキャンパス ストロナク学長
  特定非営利活動法人 海外留学生安全対策協議会(JCSOS) 池野理事長
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その結果となる、活動実績は下記です。


I-b) 今大会の実績、5つのポイント


1. JAFSA、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)GGJ(Go Global Japan、経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援)が共同して“STUDY in JAPAN”として、NAFSA Global Partnership の最上位である「Global Adviser」にランクアップ!
  これにより、展示会場内でのブース位置を優位に取り計らってもらえる等の
  特典があります。また、NAFSA本部に対しての発言力・交渉力も増します。
2.“STUDY in JAPAN”「62大学+2機関」出展と過去最大の規模! 出展団体の中でも最大!
  会場入口近くに、桜の装飾と共に華やかに展開し、会期中多くの注目を集め、多数の
  来場者でにぎわいました。「日本ブース」の存在を内外に大きく示す、という目標を
  達成しました。
3.「NAFSA Global Partnershipセッション」、「JAFSA特別セッション」、「JAFSA奨励セッション」と日本関連のセッションを3本実施!
  ブース展示のみでなく、日本の高等教育の潮流についても、進んで発信しました。
4.「Sound Stage」にもエントリー、「Japan-SIG」(NAFSAの日本をテーマとした部会)支援と多彩な活動を展開!
  各種パフォーマンスや活動支援でも「日本」を広報しました。
5. 官公庁や関係団体にも働きかけ、ご後援・ご協力をいただき、より「オールジャパン」の姿勢を打ち出しました!
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   2015年大会での “STUDY in JAPAN”ブース のご後援、ご協力
    後援:文部科学省、外務省、経団連(一般社団法人 日本経済団体連合会)
    協力:観光庁、公益財団法人 日本英語検定協会
    協賛:manaba(株式会社 朝日ネット)
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II. NAFSA2015 ボストン大会 “STUDY in JAPAN” ブースについて


STUDY in JAPANブース(NAFSA2015)

STUDY in JAPANブース(NAFSA2015)


II-a) 展示会場内ブース位置


EXPO Floor Plan (NAFSA2015)

NAFSA年次大会のブース申込みは、大会「前年」の春(3月下旬~4月上旬頃)よりスタートします。NAFSAメンバーシップのランクの高い順に受付開始となり、申込時期が遅いと、会場内で奥まった目立たない位置や、大規模で展開したくとも数ブースずつバラバラの位置でしか取れない、といったことが起きてしまいます。
JAFSA、JASSO、GGJで共同して“STUDY in JAPAN”として2014年度より“Global Adviser”になったことにより、2015年大会に向けて出展会場内の中心部近くの大変目立つ位置に、「48区画」という過去最大規模のブースを構えることができました
(具体的なブース位置は、右のフロアプラン図を参照)


II-b) “STUDY in JAPAN” ブース出展団体(62大学・2団体)


STUDY in JAPAN ブース (NAFSA2015)

過去最大の「48区画」に出展する団体を、会員大学・機関より募集。
今回は特に「オールジャパン」の姿勢を前面に出すため、事前にJASSO,GGJと共に文部科学省とも打合せを重ね、文部科学省からも国内大学へのNAFSA出展を呼びかけていただきました。
その結果、これまでNAFSA出展に経験のある大学のみでなく、初出展の大学も増え「62大学(*) および賛助会員2団体」の申込があり、日本ブースとして過去最大というだけでなく、NAFSA2015年大会内でも最大規模のブースを展開することになりました。(* JAFSA申込み大学…53校、JASSO申込み大学…9校)
具体的な出展参加大学・機関は、下記のブース内配置図、および出展団体一覧よりご覧ください。
  (画像はクリックすると拡大されます。PDFでもご覧いただけます。)


STUDY in JAPAN_Booth Placement (NAFSA2015)

STUDY in JAPAN_Exhibiting Institutions (NAFSA2015)


大会参加者全員に配布されるプログラムに、毎回 “STUDY in JAPAN”ブース として「合同広告」を掲載しています。計64機関の参加となった2015年大会は、見開き2ページで「日本」を大きくプロモートしました。


大会プログラム 合同広告


※出展参加した大学に、「参加報告書」を書いていただきました。下記よりご覧ください。
  ⇒NAFSA2015 日本合同ブース 出展参加報告「関西学院大学」
  ⇒NAFSA2015 日本合同ブース 出展参加報告「首都大学東京」


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II-c) 合同ランチョンレセプションの開催


2011年次大会より、ブース出展大学・団体を中心に、チケット制の「日本合同レセプション」を開催しています。大学が個別にレセプションを開催するのは費用的にも人員的にも困難が多いところ、合同レセプションを行うことで各大学の負担を軽減し、比較的規模の大きいレセプションを開催することで、日本としてのプレゼンスを示せるという利点があります。
参加大学がチケットを購入し、協定校の担当者などを招待するという体制を取り、運営・実施には、(株)朝日ネット(JAFSA賛助会員)の協賛、協力をいただいています。
今大会でも多くの方が参加され、大変盛況でした。
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日時: 2015年5月27日(水) 11:30am-12:30pm
場所: 米国・ボストン(マサチューセッツ州)ウェスティン・ウォーターフロントホテル
招待側団体数: 41団体 (団体別、50音順)
 ※うちブース出展大学・団体
   愛知県立大学、愛知淑徳大学、亜細亜大学、桜美林大学、大阪学院大学、岡山大学、お茶の水女子大学、
   学習院大学、神奈川大学、関西大学、関西学院大学、国際教養大学、国際基督教大学、
   埼玉大学、芝浦工業大学、上智大学、昭和女子大学、創価大学、
   大東文化大学、千葉大学、中央大学、東京大学、東京外国語大学、同志社大学、東洋大学、
   日本大学、北海道大学、法政大学、明治大学、
   立教大学、立命館大学、立命館アジア太平洋大学、早稲田大学、
   フースバレー・コンシェルジュ株式会社、株式会社朝日ネット
   JAFSA, JASSO
 ※うちブース出展大学・団体以外
   文部科学省、武蔵大学(JAFSA理事大学)、
   SAFスタディ・アブロード・ファウンデーション日本事務局、公益財団法人日本英語検定協会

総参加者数: 約350名
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レセプション会場の様子 (NAFSA2015)

レセプション会場の様子 (NAFSA2015)


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III. NAFSA2015 ボストン大会 日本関連のセッション(JAFSA企画・支援)


III-a) Global Parterセッション


NAFSAのGlobal Parter制度の中で、JAFSAは、2014年度よりJASSO, Go Global Japan(GGJ)事務局と共同で「Global Advisor」となりましたが、Global Parterは、NAFSAで有料でセッションを持つことができます。2015年大会では初めてこの機会を使用して日本の高等教育の文化的な広報を行ないました。この発表は、JAFSA理事からなるボストン大会準備委員会により、企画・実施されました。
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発表日時:2015年5月28日 2:00pm-3:15pm
発表者:ブルース・ストロナク氏(テンプル大学ジャパンキャンパス学長 / JAFSA理事)、
    イアン・コンドリー氏(マサチューセッツ工科大学 教授)、
    岩城 奈美氏(名古屋大学 国際教育交流センター 海外留学部門 教授)
タイトル:Japanese Universities: New Advancements in Supporting Cultural Globalization
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  ⇒Global Parterセッション報告はこちら


III-b) JAFSA特別セッション


JAFSA特別セッションとは、2011年よりNAFSA事務局からJAFSAに対して特別枠をオファーされ毎年継続しているセッションです。通常、セッションはNAFSAの審査を通り採用されないと実施されませんが、このJAFSA特別枠については、審査無しとなっており、発表内容の企画・発表者の選定はすべてJAFSAに任されています。
2011年の東日本大震災を受け、震災関連の発表を依頼されたのが始まりですが、以降は日本の高等教育に関する発表の場となっています。JAFSAから文部科学省にも発表を依頼しており、各大学の個別事例とともに日本の実情や今後の目標などをプレゼンテーションしていただく良い機会となっています。
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発表日時:2015年5月28日 8:00am-9:00am
発表者:近藤 祐一氏(立命館アジア太平洋大学 教授)、
    松本 英登氏(文部科学省高等教育局 高等教育企画課 国際企画室長)、
    隅田 英子氏(慶應義塾大学 学生部事務次長兼国際連携推進室 事務長)、
    水戸 孝道氏(関西学院大学 国際教育・協力センター 副長)
タイトル: Top Global University Initiative: Japan’s New Challenge
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  ⇒JAFSA特別セッション報告はこちら


III-c) JAFSA奨励セッション


NAFSAにおいて、日本が継続的に質の高い発表を行い、プレゼンスを示すことを目的に、セッション発表者としてNAFSAの審査を通過した会員に対し、JAFSAより奨励金を支給する制度です。対象者には、日本の国際交流団体としてのJAFSAを広報することや日本の代表者として質の高い発表を行うこと、日本の国際教育交流の現状を発信し、参加者との間の興味と友好関係を深めることが期待されます。
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発表日時:2015年5月27日 10:15am-11:15am
発表者:平塚広義氏(青山学院大学)
タイトル: Developing Intercultural Competence in Graduate Students in Japan and the U.S.
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  ⇒JAFSA奨励セッション報告はこちら


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IV. NAFSA2015 ボストン大会 JAFSAによるその他の活動


IV-a) Sound Stageの実施


Sound Stageとは、2015年大会より初めて企画・提供されたイベントです。展示会場内に設けられた特設ステージで、各参加団体が工夫を凝らして自団体の広報イベントを行なうものです。 “STUDY in JAPAN” もエントリーし、約30分間、日本や日本の高等教育に関するプロモーションを行ないました。
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日時 : 2015年5月28日(木) 13:15pm-13:45pm
場所 : 米国・ボストン(マサチューセッツ州)
    Boston Convention&Exhibition Center(BCEC) Aホール
企画実施協力 : テンプル大学ジャパンキャンパス (JAFSA理事大学)
参加者数 : 約 15 名
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  ⇒Sound Stage報告はこちら


IV-b) JAPAN-SIG支援


●JAPAN-SIG Meeting
JAPAN-SIG(Special Interest Group)は、NAFSA傘下の日本に興味を持つ関係者のグループで、1988年の設立時からJAFSAと交流があります。JAFSAは、NAFSA年次大会におけるJAPAN-SIGのミーティング実施や会計の補佐など、側面支援を行なっています。
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会合日時 : 2015年5月27日(水) 14:45-15:45
場所 : 米国・ボストン(マサチューセッツ州)ウェスティン・ウォーターフロントホテル
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●COI(コイ) ~Community Outreach Initiative~Program
2014年大会より次世代の育成のために立ち上げられたもので、日本留学に興味のある現地高校生をJapan-SIGが取りまとめて、日本ブースを訪問したり、NAFSAを紹介したりするプログラムです。
今大会でも、地元の高校生約30名をNAFSAに招待しました。参加者は日本語を勉強していることから、将来の留学も視野に入れている学生もおり、それぞれ興味のある大学のブースにて、日本留学について具体的な話を聞ける貴重な機会となりました。
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実施日時 : 2015年5月28日(木) 10:30-12:00
場所 : 米国・ボストン(マサチューセッツ州)
    Boston Convention&Exhibition Center(BCEC)、展示会場
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  ⇒Japan-SIG報告はこちら


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