NAFSA2016 デンバー大会

報告:NAFSA2016 年次大会参加報告(関西大学)

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NAFSA2016の「STUDY in JAPANブース(日本合同ブース)」に出展した団体より、
関西大学・中央大学様に、事前の準備や大会中の活動について、
報告書を執筆していただきました。出展の参考事例としてご覧ください。

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※中央大学の報告書はこちらです。


◆STUDY in JAPANブース出展参加報告(関西大学)◆

開催期間:2016年5月29日(日)~6月3日(金)(ブース展示期間は5月31日~6月3日)
場所: Colorado Convention Center, Denver, Colorado , USA


 関西大学としてNAFSAに参加するのは、今年で9年目となる。ブースを持たずに参加し状況を見るようなスタートを切ったのが当初の状況であるが、参加した教職員たちはこのような国際教育関係者の大々的な集まりを無駄に見過ごすべきではないという視点の転換があり、以来JAFSAにお世話になりつつ例年参加させていただいている。


NAFSA一色のデンバー街並み

 本年度のNAFSAはデンバー市での開催であった。参加総数約9,500人。昨年度のボストン市で参加者数が約11,000人ということで、展示会場に毎日足を運んだ者の感覚から言っても若干静かなカンファレンスであったように思う。しかし、JAFSAによるコーディネートのお陰もあり、ピンク色の桜並木の下ずらりと参列したJAPANブースは昨年よりもパワーアップしたかのような、あでやかな存在感を示していた。
 今回のカンファレンスはデンバー市のダウンタウンに位置するコンベンションセンターで行われたが、開催期間中おそらく街中のどこへ行ってもNAFSAのネームタグを首に吊るした人々で占領されてしまうほどだった。コンベンションセンター内でのミーティングだけではなく、レストランやカフェで懇談するグループや、セッションの合間を縫ってパソコンに向かい仕事を行う者(我々もその一人であったが)の姿もよく見かけた。街中がNAFSA、といった感があった。


協定校との懇談の様子

 今年は本学からは、国際部教員(国際教育センター長および副センター長)2名、職員1名の3名で参加した。
 NAFSAへの参加も、学生の留学と同様、事前のレディネスが肝心である。ここ数年の試行錯誤を経て、本学ではある一定の準備における体系化を実現することができるようになった。
 例えば、今年のNAFSA参加に向けては、APAIE(於2016年3月、メルボルン)が終了し、派遣者が決定するや否やのタイミングで、本学に関係のある海外の協定大学、継続して関係構築を懇談している海外大学などにアポの取り付け準備を開始した。アポ取りについても、戦略的にどの大学とどのような内容で懇談を進めるべきかを事前に打ち合わせし、実際に出張する者のみではなく関係者との方針の共有を図っておき、また出張後にはフォローアップアクションがすぐに提示できるよう、報告をまとめる作業を行っている。
 今回のNAFSAでは、このシステムがうまく運営されており、出張者ら全員能率的な行動をカンファレンス中に実施することができたと思う。


メキシコ・モンテレイ大学主催のレセプションの様子

 ブースにおける会合や、海外大学のブースを訪れての懇談の他に、各国毎や個々の大学などが展開するレセプションにもいくつか顔を出した。
 レセプションは、一見本来の出張の目的から外れたエクストラのように見受けられるのだが、実は(もしかしたら)最も効果的に新たな海外大学パートナーを探し出すことができる機会の場であるかもしれないぐらい貴重である。
 本学では、今回ハワイ州が開催したレセプションや、近年本学の協定大学となったメキシコ・モンテレイ大学が主催するレセプションなどに顔を出したが、そこで新たな大学代表者らとの話が弾み、次回のカンファレンスでは実際にミーティングを持つといった形で進展があった。
 信頼する海外の協定大学が招く大学が集まっている訳だから、やみくもに大学探しをするよりもより良い機会であることは自明である。今後もこのような機会の活用を積極的に取り込んでいきたいと思っている。


 NAFSA、APAIE、EAIEと参加していくと、ここ数回で各国、各大学の大学プロモーションのツールや、懇談の際に提示される資料などの形態がすこし変化していることに気が付く。
 本学では未だに紙媒体の信仰?があつく、パンフレットやガイドブックなどを海外配送してブースに並べているのが現状であるが、他の海外大学ブースにいくと、片手にタブレット端末のみ、会談を終える間際に「ギフト」として大学資料の入ったUSBをひょいと手渡すといった大学などもあり、ずいぶんと簡素化されてきているという印象を受ける。NAFSAの後のフォローアップで詳しい資料はいくらでも提供できるし、かさばる資料を山ほど持ち歩かなくて済む「スマートな外交」をもう少し目指していけるのではないか、といった学びともなった。今後も本学がブースを出して参加する上で、工夫を加えていきたい。


 JAFSAメンバーとして参加するNAFSAでのもう一つのメリットとして、シェアブースで相乗りする日本の大学の方々や、隣近所におられる大学の出張者の方との交流もあげられるだろう。
 お互いの大学の様子や、検討課題、国際化に関する視点など、アポイントメントの合間などにお話しを伺うと、いつも新しい学びがある。このような接触がきっかけで、大学への視察などをさせていただいたり、本学の次の国際化アクションのヒントをもらったりすることもある。ALL JAPANの意識の共有もできる。
 JAPANブースは昨今どんどん拡大している印象があるが、これこそが日本全体の高等教育機関の国際化が進んでいることを反映していると思うと嬉しい限りである。
 我々にとって、この1週間は「関西大学の国際教育プログラム」がきらりと光り魅力あるものだと国内外で認めてもらえるよう、より尽力せねば!と多方向から刺激をうけたカンファレンスとなった。


報告者:
山本 英一(関西大学 国際教育センター)
池田 佳子(関西大学 国際教育センター)
鳥海 健 (関西大学 国際教育グループ)





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