実施報告

報告:武蔵大学共催 「短期受入プログラムオリエンテーションのベストプラクティス・ワークショップ」(2017年3月10日、東京)


Workshop on Best Practices for Orientation Programs for In-Bound Short-term Students

武蔵大学共催 「短期受入プログラムオリエンテーションのベストプラクティス・ワークショップ」
(2017年3月10日、東京)


開催データ


Workshop on Best Practices for Orientation Programs for In-Bound Short-term Students
短期受入プログラムオリエンテーションのベストプラクティスワークショップ
主催: JAFSA
共催: 武蔵大学(JAFSA団体理事)
日 時: 2017年3月10日(金) 10:00-17:30
場 所: 武蔵大学 江古田キャンパス(東京) 
参加者: 14名/大学(11)、賛助会員(2) (参加者所属機関:50音順)

【団体正会員大学】(**-国立大学法人、*-公立大学法人)

<関東地方>
國學院大学、埼玉大学**、大正大学、東洋大学、文京学院大学
<中部地方>
名城大学、山梨学院大学
<関西地方>
追手門学院大学、関西学院大学、近畿大学
<九州・沖縄地方>
熊本大学
<各種教育機関>
IES Abroad

【賛助会員】
㈱早稲田大学アカデミックソリューション

講 師(敬称略):
-Brian Masshardt (Director, East Asian Studies, Musashi University)
-Stephen Hesse (Associate Director, International Center, Chuo University)
-Tomomi Kumai (Independent Intercultural Trainer: US, Japan, Korea Specialist)

使用言語: 英語


研修内容:
・Opening remarks/participant introductions
・<Facilitator presentations on the following topics>
  -A Focus on Student Mental and Physical Health
  -From Culture Shock to Intercultural Competence
  -Facilitating Student-to-Student Interaction
・Breakout Session I: Considering"If this..."and"Actually this..."
・Tour of Musashi Communication Village
・Breakout Session II: Individual Brainstorming
・<Group Presentations & Discussion of Best Practices>
・Post-program gathering (for those interested)


報告


報告者:山口 京(追手門学院大学)


3月10日(金)に武蔵大学で「短期受入プログラムオリエンテーションのベストプラクティスワークショップ」が実施された。全国から10大学と2機関が参加し、「メンタルヘルスケア・危機管理と対策・留学生受入オリエンテーションの必須項目」について学び、意見交換を行った。
2部制のワークショップの前半はレクチャー形式で、熊井 知美氏の「留学生サポートに対する現役学生の活用」、Brian Masshardt氏(武蔵大学)の「メンタルヘルスケア」、Stephen Hesse氏(中央大学)の「カルチャーショックと危機管理対策」、それぞれ講義を行った。
要約すると、
「留学生サポートに対する現役学生の活用」は学生の当事者意識と主体性を醸成するために学生自身の目標設定と定期的な確認作業が必要であること、
「メンタルヘルスケア」は災害時の非難行動、外国人対応可能な病院などの情報提供と、単位互換に関する協定校との事前確認作業が必要であること、
「カルチャーショックと危機管理対策」は来日直後にカルチャーショックの予備知識を与え、留学生同士で経験したカルチャーショックを共有することで緩和が可能であることが、実経験に基づいて話された。

ワークショップ後半に移る前に、武蔵大学の課外外国語学習施設Musashi Communication Village(MCV)を見学する時間が設けられ、「学内留学」をコンセプトに、外国人教員が常駐している日本語厳禁の施設であることが紹介された。

後半のグループワーク形式では、参加大学・機関が在籍学生数規模に応じて3グループに分かれ、「留学生受入オリエンテーションの必須項目」を考察し、最後にグループ発表を行った。受入留学生数(以下省略)50名未満グループでは「留学生と日本人のコミュニティの早期形成」を、50名以上100名未満グループでは「来日時の情報提供の充実」について、100以上グループでは「留学期間中の定期的なガイダンス実施による留学生の状況確認とサポート」を目的としたオリエンテーション構成となっており、それぞれの大学の取組み実例を交えながら発表した。

グループワークを通して感じたことは、留学生の接し方の方向性と在学生数規模によってオリエンテーションで網羅する項目が異なるということである。「受入留学生オリエンテーション鉄板項目」というものはなく、留学生に期待する大学生活を再確認することが、オリエンテーション再構成のスタート地点である。
目的・目標の定まったオリエンテーション実施の必要性を気付かせてくれた今回のワークショップに参加できたことと3名の講師に感謝申し上げると共に、参加大学・機関が得られた「気付き」を持ち帰り活用することを願って止まない。





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