2019年度 実施報告

報告:British Council 共催・実践英語研修「第2回 Writing for Public Access Communication ~大学広報文の書き方~」(2019年7月8日・東京)

開催データ


研修名Writing for Public Access Communication ~大学広報文の書き方~
日 時2019年7月8日(月)9:50-17:30
場 所ブリティッシュ・カウンシル (東京・飯田橋)
講 師ブリティッシュ・カウンシル英語講師 Esther Ratcliff(エスター・ラトクリフ)
参加者数団体正会員12名 / 11大学、1教育機関

《参加者所属先…団体正会員大学(**-国立大学法人、*-公立大学法人)、各種育機関…》
(地域別50音順)
<関東> 国際基督教大学、拓殖大学、多摩美術大学、東海大学、東京女子大学
文京学院大学、武蔵野大学、明治大学
<中部> 名古屋外国語大学、福井大学**
<九州>福岡大学
<各種教育機関>国連大学サステイナビリティ高等研究所


研修内容(コース構成)
1. Writing for the web
2. Using easy to understand and attractive language
3. Brochures
4. Writing memos、notices and group emails


研修参加報告


報告者:芳谷アリソン(名古屋外国語大学)


本研修は、国際交流担当を対象に、ウェブサイトや広報出版物を効果的に書く方法を学ぶものである。研修は4つのセッションに分けられ、すべて英語で行われた。午前の部はペアワークを通し、デザインが読み手に与える影響や、読み手にとってわかりやすく魅力的な表現とは何かを学んだ。午後の部ではそれぞれの大学の英文パンフレットの比較、評価をし、より読み手を惹きつけるパンフレットとはどういうものかを考えた。そして研修の最後には実際に来日している留学生向けのサークル募集チラシと仮定してのドラフトを作成するなど、かなり実践的なプログラムだった。以下は研修の詳細である。


Session1:Writing for the web
読み手にとってわかりやすく、魅力的なウェブサイトとは何かについて、ペアワークを行った。同じような内容のウェブサイトを比較し、デザインや文言の位置の違いによってどれだけ与える印象が変わるのか、また、どのようにすればわかりやすく読み手に内容を伝えられるのかを多く学べたセッションであった。フォントの種類、デザイン、配置、文字の大小など、そういったものが一つ変わるだけで読み手が受ける印象は大きく変わってしまうのだと改めて実感した。


Session2:Using easy to understand and attractive language
どのような文章レイアウト、言葉選びが読み手に取ってわかりやすく、魅力的なのかについてペアワークを中心に行った。文章は単に順を追って説明していればいいわけではなく、要点をまとめ、必要事項は明確にし、短い文章でわかりやすく書くことが重要なのだということを学んだ。特に、読み手が一番最初にどこをみるのか、どこを重点的に読むのかを現した”F-pattern Reading”は参考になった。また、言葉選び一つでも読み手の印象を左右してしまうため、このセッションで学んだことを活かし、読み手が惹きつけられるようなわかりやすい文章を書くことを心掛けたいと思う。


Session3:Brochures
参加者がそれぞれ持参した英文の大学紹介パンフレットを比較し、お互いのパンフレットがどのような印象を与えるのかを話し合った。また、グループワークでは海外の3大学のパンフレットをピックアップし、どのような点が魅力的か、またどのように改善すれば読み手にわかりやすくなるのかを考えた。他大学のパンフレットと自身の大学のパンフレットを見比べることで新たな気づきもあり、とても参考になった。


Session4:Writing memos, notices and group emails
これまでのセッションで学んできた総復習として、お知らせやグループメールの書き方を前半に行なった。後半は留学生向けにサークル募集のチラシを掲示するというシチュエーションを想定し、各々でチラシのドラフトを作成した。伝えたい内容の文字を大きくする、配置を考える、写真などのイメージを置いて視覚的にもわかりやすくするなど、各セッションで学んだ点を取り入れ作成することができた。また、参加者それぞれが伝えたいことによってレイアウトが大きく異なり、今後のチラシ等作成の参考になった。


【まとめ】
今回参加した研修は、メールやチラシ、ウェブサイトについて、いかに読み手にわかりやすく、また惹きつけることができるか、ということを中心に学んだが、どれもすぐに使えるような実践的な内容ばかりで、とても有意義な研修だったと強く感じている。また、テーブルのメンバーも終日同じではなく、セッションごとに席替えをしたため、さまざまな人との交流を通して情報交換や刺激を受けることができた。他大学の国際交流担当者と一堂に会し、ひとつのことに取り組むという機会があまりなかったので、今回の研修は私に大きな刺激を与えてくれたと思う。


以上