過去の実施報告

報告:第2回 初任者研修 「基礎から学ぶ国際教育交流」(2015年10月23日、東京)

開催データ


初任者研修「基礎から学ぶ国際教育交流」
日時: 2015年10月23日(金) 研修 9:30-17:30 (受付9:15から)
       情報交換会 18:00-20:00
場所: 早稲田大学 早稲田キャンパス 22号館 1階
     Waseda Global Gateセミナールーム

【講師】
星野晶成(名古屋大学 国際教育交流センター 海外留学部門 特任講師)
秋庭裕子(一橋大学 商学研究科 特任准教授)
栗林健太(日本大学 学務部学務課国際交流室 主任 
中島美奈子(名古屋大学 国際教育交流センター教育交流部門 特任講師)

【内容】
アイスブレーキング(自己紹介など)
「国際教育交流の基礎概論」(星野晶成)
「国際教育交流業務内容の紹介」(秋庭裕子)
「派遣留学実務の概要」(栗林健太)
「留学生アドバイジング」(中島美奈子)
全体討議・まとめ・修了式(講師全員)

【参加者:38名/34機関 】
参加者所属機関(50音順):
■団体正会員
<北海道・東北>
東北学院大学
<関東>
青山学院大学、亜細亜大学、跡見学園女子大学、学習院大学、神奈川大学、国際基督教大学、高崎経済大学*、千葉工業大学、千葉商科大学、東京都市大学、東洋英和女学院大学、東洋学園大学、獨協大学、明治学院大学、明治大学、立正大学、早稲田大学
<中部>
信州大学**、名古屋大学**、日本福祉大学、名城大学
<近畿>
追手門学院大学、大阪教育大学**、関西大学、神戸市外国語大学、桃山学院大学
<中国・四国>
愛媛大学**、梅光学院大学、広島経済大学、松山大学
<九州・沖縄>
佐賀大学**
<各種教育関連機関>
SAFスタディ・アブロード・ファウンデーション日本事務局、
日本スタディ・アブロード・ファンデーション


報告


報告者:飯尾 一登(獨協大学)


1.研修の概要
 本研修は、国際教育交流分野を担当することになって3年以内の教職員を対象とし、業務全般で必要となる以下の4つの目的を達成するために開催された。
a. 国際教育交流における学生の学びと成長について理解する
b. 大学における国際教育交流の全体像と自分の担当業務の位置づけを再確認する
c. 特定領域(留学生受け入れ、送り出しなど)において必要な知識やスキルの基礎を学ぶ
d. 参加者同士(講師陣含む)のネットワークを拡げ、情報交換につなげる

2.各講義の詳細
①アイスブレーキング
 まずグループを作り、壁に貼られた模造紙に本研修で学びたいことや目標を各自記入した。その後、適宜グループを入れ替えながら「それぞれの大学の国際教育交流のセールポイント」や「最近自学で抱えている悩みや問題点」をテーマにお互いの共通点を探しだす作業を行なった。それぞれの大学で抱えている問題点について共感する部分が多く、また、その問題点に対して他大学が行なっている取り組みについて情報を交換・共有できたことは非常に有意義だった。

②「国際教育交流の基礎概論」
 日本と各国の留学生数の推移や、企業が留学経験者に求める人物像・資質について、そして政府が行なってきた政策などから国際教育交流の現状を教わった。そして、現在と過去における海外留学をする目的や重みの違いを比較することで、留学の大衆化が進む中、留学をする意義やその役割について考え、見つめ直す事ができた。

③「国際教育交流業務内容の紹介」
 初めに1人ずつ国際交流と聞いて思い浮かぶ色の折り紙を選び、そこに各自行なっている業務内容についてリストアップした後、自己紹介を交えつつ、各自行なっている業務内容をグループ内で共有した。その後の講義では、受入・送り出し業務内容を再確認し、様々な統計を用いて留学の教育成果を分析することの意義について学んだ。また、国際交流業務を担当するうえで、関係部署や教職員との連携だけでなく、居住地域の住民や学内外との連携も密に行っていくことの重要性について、ご自身の経験談を基に説明していただいた。

④ 「派遣留学実務の概要」
 様々な統計資料から海外留学をする日本人学生の現状を学び、派遣留学業務の全体像を掴んだ。その後、それぞれの業務について注意すべき点や派遣留学における危機管理体制について講義を受けた。また、派遣留学業務に携わるなかで起こりうる、幾つかの状況を想定したケーススタディについて各グループで議論し、発表をした。このケーススタディを通して、他大学の取り組みや判断基準、実際にあった事例などを共有することができた。

⑤「留学生アドバイジング」
 受入留学生と良好な人間関係を築いていくために必要となる心構えや、カウンセリング・アドバイジングの技法について、経験談を交えて説明していただいた。また、グループディスカッションでは、「留学生対応で問題になっていること」をテーマに、各大学の現状や抱えている課題、そして解決方法や要因・背景について議論し、発表を行なうことで、受入業務においてどのような問題を抱えているのか、そしてそれに対しての解決策等を全体で共有することができた。

3.全体討議・まとめ
 最後に、講義の内容に関することや、各大学で現在抱えている問題点について質疑応答が行われた。留学生のオリエンテーションの時期、危機管理マニュアル、留学生のキャリア支援、イスラム系留学生に対する対応(礼拝の場所やハラルフード)といった質問に対して、講師の方々からのアドバイスだけでなく、同じような事例を扱ったことのある大学から解決策や取り組み等が共有された。

本研修では、業務における課題や各大学の取り組みなどについて、担当している業務の垣根を超えて話し合うことができ、とても実りの多いものであった。今後、研修を通して得ることの出来た知識や、参考とすべき他大学の取り組みなどを活かしていけるよう、一層業務に励んでいきたい。

最後に、有意義な時間を設けてくださった講師の方々やJAFSA事務局の皆様にこの場を借りて、心から御礼申し上げます。

                                        以上


「国際教育交流の基礎概論」(星野講師)

「国際教育交流業務内容の紹介」 (秋庭講師)

「派遣留学実務の概要」(栗林講師)

「留学生アドバイジング」(中島講師)


情報交換会



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