2020年度 実施報告

報告:第3回オンライン初任者研修 「基礎から学ぶ国際教育交流」(2020年11月11日・12日 @Zoom)

第一部講義の様子

第二部講義の様子


開催データ


第3回オンライン初任者研修「基礎から学ぶ国際教育交流」  
 日時:2020年11月11日(水)・12日(木)
 オンライン @Zoom
 参加者:20名/15団体会員大学

講 師:(講義順、敬称略)


谷口 紀仁
 (名古屋大学 国際教育交流センター 教育交流部門 教育発達科学研究科担当 講師)
葉佐 賢太郎
 (関西学院大学 国際連携機構事務部 職員)
奈良田 和哉
 (亜細亜大学 国際連携部 インターナショナルセンター 職員)
新見 有紀子
 (東北大学 高度教養教育・学生支援機構 グローバルラーニングセンター 講師)

研修内容:


第1日目 11月11日(水) 
アイスブレーキング(自己紹介など) 
第一部  「国際教育交流の基礎概論」 (谷口 紀仁)
第二部  「国際教育交流業務内容の紹介」 (葉佐 賢太郎)
質疑応答、まとめ(講師陣)

第2日目 11月12日(木) 
第三部  「派遣留学プログラムの運営」(奈良田 和哉)
第四部  「国際交流アドバイジング」 (新見 有紀子)
質疑応答、まとめ(講師陣)

参加者:20名/15団体会員大学
     (参加者所属機関50音順)


大妻女子大学、神田外語大学、京都外国語大学、京都橘大学、
金城学院大学、熊本学園大学、四天王寺大学、昭和女子大学、
聖心女子大学、帝京大学、東京理科大学、松山大学、武蔵野大学 、
名城大学、和洋女子大学

参加報告


報告者:石川 渚 (和洋女子大学)


研修概要:


本研修は、国際教育交流に関する基本的な理念・意義を理解し、業務全般に必要となる専門的知識・技能の基礎を修得することを目的とし、主に業務経験が浅い初任者を対象として開かれたものである。コロナ禍により、2020年度第1回・第2回に引き続き、Zoomでのオンライン開催となった。


各講義内容について:


第1部「国際教育交流の基礎概論」
 日本における国際教育交流について、派遣と受け入れの両方の現状を、データの見方を含めてご教授いただいた。日本政府の国際教育交流に関する政策の変遷に対し、個々の大学がどのように対応しているのか、またどのように国際化していくべきなのかについて学んだ。グループワークでは、コロナ禍により加速する国際教育交流のオンライン化について、メリット・デメリットを話し合った。グループ内での意見交換、および講師の方からのコメントにより、オンライン留学で実現可能なこととそうではないことのそれぞれが見えてくる結果となった。

第2部「国際教育交流業務の紹介」
 国際教育交流の業務内容について、具体的な例を交えながらご説明いただき、国際部署の役割や期待されることを理解することができた。実際に起こったケースを基にグループワークを行い、国際教育交流における危機管理の重要性を再確認した。また、派遣者数増加を実現するための取り組みとしてご紹介いただいた広報施策は、本学でも大いに取り入れたいと思う新しい気づきとなった。

第3部「派遣留学プログラムの運営」
 派遣留学プログラムの運営におけるトピックとして、学生募集、事前・事後研修の必要性、危機管理の方法など、全体の流れおよび方針・課題をご説明いただいた。中でも、事前・事後研修はキャリア人材育成の一環として、留学をただ「楽しかった」で終わらせないための指導が必要であることを学んだ。学生の卒業後の就職を見据え、留学で学んだことや経験をどう活かすか、留学前後の自己分析が大変重要であることを理解した。

第4部「国際交流アドバイジング」
 本セッションは、今回から留学生の受け入れだけではなく派遣にも対応した内容となり、留学生および留学する学生を理解しどのように付き合うか等、国際交流アドバイジングの基礎から役立つスキルまで幅広く学ぶことができた。また、グループディスカッションでは、留学生や派遣留学の学生対応に関する課題について1つのトピックに絞って議論することにより、その課題の背景・原因をより深堀し考察することができた。


全体を通して:


 国際教育交流に携わる初任者として本研修に参加し、国際教育交流の基礎や業務に必要なスキルを学び、自身の担当業務の位置づけを再確認するという目的は、大いに達成できたと感じる。オンラインでの開催であったが、すべてのセッションにおいてグループワークが設けられており、他の参加者とのディスカッションを通じて他大学での成功例や課題を知ることができ、大変有益な情報を得られたと考える。また、限られた時間ではあったが、参加者同士の交流や情報交換の機会もあり、今後自身のネットワークを広げていく足掛かりとなった。本研修の参加経験を活かし、自身のスキルアップや所属大学の更なる国際交流の発展につなげていきたいと考える。


第三部講義の様子

第四部「Google Jamboard」を使ったグループワーク発表の様子