実施報告

報告:KAIE第18回年次大会(2016年1月):参加者報告(於:韓国・済州島)

KAIE 総会風景

開会式 KAIE会長の挨拶


☆:::::::::::::::☆KAIE第18回年次大会 参加者報告☆:::::::::::::::☆



第18回KAIE年次総会が1月20日から22日までの3日間、韓国 済州島で行われた。参加者は100以上の韓国の大学の国際交流部署の中堅職員を中心に約200-250名であった。

JAFSA団体理事校の国際教養大学・中津 将樹氏は大会初日に参加し、日本招待客の代表としてレセプションで挨拶を行った。
以下は、JAFSA団体理事代理である国際教養大学 中津 将樹氏による報告書である。


「KAIE第18回年次総会に参加して」


2016年3月20日より3日間、済州島で行われたKAIEの第18回年次総会には、韓国の大学の国際交流・教育担当者を中心に185名が集まった(うち日本の大学関係者4名、カナダ政府関係者2名)。

 私見ではあるが、英語による授業の開講や学生の受入や派遣などの、いわゆる大学の国際化については、当初は日本が韓国よりその動きは早かった。私は2007年の同総会にて、日本の少子化や大学数の増加などの当時の日本の高等教育の状況や「授業はすべて英語」「一年間の留学義務づけ」「日本人学生と外国人学生が共に寮に居住」など私が勤務する国際教養大学がもつ特徴を発表したが、その際には多くの参加者が韓国の大学の国際化に関する必要性や危機感などを私に話してくれた。

 しかし、今回同総会に参加している大学関係者との懇談や政府関係者による発表内容により、明らかに韓国の大学のほうが日本より先んじていることを再認識した。韓国でも日本同様、留学をする学生数は減少しているとのことであるが、韓国人教員の海外での研修や学位取得支援、学生に対する海外大学との複数の学位の授与に対する取組み、外国人学生に対する短期間の学位授与や英語トラックに入学する学生に対するさまざまな英語能力試験の採用、韓国内で就職やインターンを希望する外国人学生に対する情報提供や財政支援、査証取得の際の財政証明やTOPIKによる韓国語能力要件の緩和、再入学を希望する学生に対する書類申請の簡素化など、政府や大学は大学の国際化に対する積極的な支援を計画・実践している。これらは日本も早急に参考・検討すべき事項であることは言うまでもない。

 今回は3日間の総会のうち、1日のみの参加ではあったが、韓国の国際交流・教育担当者の大学の国際化に関する熱意を感じることができた。JAFSAもKAIEも目標や目的、それを担う会員の想いや関心は共通するものであろう。今後も、意見交換や研修などを通じ、より積極的に人的交流を図るべきである。それぞれの経験や知見を共有することは、相互の活動のみならず、団体を構成する各大学や会員自身の活動にも十分資するものになるはずである。今後も、政策決定者レベル、実務担当者レベルでのKAIEとの交流の機会が増えることを期待したい。


報告者:中津 将樹(国際教養大学/JAFSA団体理事代理)


KAIE幹部

KAIE幹部と日本人参加者

KAIEプログラム P.1

KAIEプログラム P.2

KAIEプログラム P.3




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