2016年度 実施報告

報告:British Council 共催・実践英語研修「第4回 Intercultural Communication」(2016年8月29日、東京)

開催データ


研修名Intercultural Communication ~異文化コミュニケーション~
日 時2016年8月29日(金)13:00-16:00 (3時間コース)
場 所ブリティッシュ・カウンシル(東京・飯田橋)
講 師ブリティッシュ・カウンシル英語講師 Peter Brereton(ピーター・プレルトン)
参加者数11名 (団体正会員10名/8大学、個人会員1名)

《参加者所属先…団体正会員大学…》 (地域別50音順)
<東北> 東北大学
<関東>神奈川大学、国際基督教大学、国士舘大学、多摩美術大学、東京大学、横浜国立大学
<中部>山梨学院大学


研修内容(コース構成) 1. Global Working Styles
 2. Avoiding Misunderstanding
 3. Extended Practice


研修参加報告


報告者:佐藤 華子(国際基督教大学 国際交流室)


本研修ではテーマとなる“Intercultural Communication”について、異文化理解から始まり、ビジネスの場面において実用的な英語表現を学び、グループワークを通して学んだフレーズを実際に使ってみることで、本日学んだ内容がいかに日頃のコミュニケーションにおいて重要なことであるかを体感することができた。
異文化の概念的な学習としては、以下のトピックを通して相違点や類似点を認識し、実用的な英単語やフレーズを学んだ。最後にロールプレイで学んだ内容を総復習することで、実践的な表現を身に着けた。


1. Global Working Styles

働き方の違いが生じる基となる価値観や思想の違いを学んだ。今回はhierarchical, egalitarian, cautious, risk-taking, individualistic, collectivist, masculine, feminineの相反する単語の組合せを4つ用いてカテゴリーわけが行われたが、それぞれの国が異なる特徴を持っていることをグループワークから学んだ。
例えば、日本をあらわす場合はhierarchical, cautious, collectivist,まではグループ総意のもと判断することができたが、masculine, feminineのいずれかと問われると、若い世代はfeminineだが、所謂昭和の世代はmasculineではないかという意見になった。
これらの特徴は必ずしも個々人レベルまで反映されているとは言いがたいが、そのような文化・価値観を持っているということを予め念頭に入れておくだけで、コミュニケーションが円滑になるのみならず、こちらの意のとおり進める手助けになるのではないかと思料する。


2. Avoiding Misunderstanding

より実践的な表現を学び、それらをすぐにグループワークを通して使用してみることで、適切な使い方を学ぶことができた。
例えばミーティングひとつをとってみても、日本のミーティングは要点がまとまっておらず、発言者はおろか座席まで明確に定められており、「ミーティングをする」ことが目的になってしまい、それ故に論点から外れてしまったり時間を延々と延ばしてしまったりしがちであるが、海外の方々のミーティングでは、時間はfixされており、誰もが自由に発言できる環境で、意見交換が活発に行われ、ミーティングの目的を達成するのは当然と誰もが認識している。
そのため、ミーティングの最中に必要な表現は、ミーティングの目的を確認すること、議論を明確にすること、決定事項と責任の所在を明確にすること、議論された内容の確認、議論されなかった内容の確認と、シンプルかつ重要なものであると再認識できた。


3. Extended Practices

問題がある留学生とのミーティングという設定でロールプレイに望み、本日学んだことを意識しながらコミュニケーションをとることができた。
この際に特に勉強になったのは、学生側の立場でも演習したことである。例え学生に非があるとしても、あまりに直接的な表現で非難や注意をしてしまうと、その学生はそれ以降、何か相談や悩みがあっても、注意された人に相談には来てくれないだろうと実感した。
注意する際にも、相手側にも都合や理由があるかもしれないことを念頭に置き、対等な立場で話をすることが重要であると感じた。

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全体の感想としては、社会人になって初めて英語の研修を受けたが、参加者が少人数であったことや、国際交流業務の担当者を対象にした研修であったことから、実践的な英語を学んだのみならず、他大学/他機関の国際教育交流担当者が抱える悩み等を共有できたことが非常に有意義であった。

以上




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