2018年度 実施報告

報告:第2回 初任者研修 「基礎から学ぶ国際教育交流」(2018年10月26日、東京)

グループ討議での活発な意見交換の様子

参加者同士、積極的に名刺交換している様子


開催データ


 初任者研修「基礎から学ぶ国際教育交流」  
 日時:2018年10月26日(金)
 場所:早稲田大学 早稲田キャンパス
 参加者:38名/28団体会員大学、1賛助会員

講 師:(講義順、敬称略)


星野 晶成
 (名古屋大学 国際機構 国際教育交流センター 講師)
秋庭 裕子
 (一橋大学 経営管理研究科 講師)
坂本 友香
 (東北大学 高度教養教育・学生支援機構 グローバルラーニングセンター 特任准教授)
新見 有紀子
 (一橋大学 法学研究科 専任講師)

研修内容:


アイスブレーキング(自己紹介など) 
第一部  「国際教育交流の基礎概論」 (星野晶成)
第二部  「国際教育交流業務内容の紹介」 (秋庭裕子)
第三部  「派遣留学プログラムの運営」(坂本 友香)
第四部  「留学生アドバイジング」 (新見 有紀子)
第五部  全体討議・まとめ・修了式  (講師陣)

参加者:38名/29団体会員(28大学、1機関) 、1名個人賛助会員
     (参加者所属機関50音順)(**-国立大学法人)


東  北 東北学院大学
関  東 神奈川大学、北里大学、杏林大学、慶應義塾大学、国際基督教大学、城西国際大学、
白百合女子大学、創価大学、千葉商科大学、中央大学、津田塾大学、東京学芸大学**、獨協大学、日本大学、文京学院大学、武蔵野大学、明治大学、早稲田大学
中  部 愛知淑徳大学、名古屋外国語大学、名城大学    
近  畿 大阪教育大学**、神戸大学**、同志社大学、桃山学院大学
九  州 西南学院大学、筑紫女学園大学
各種教育機関日本スタディ・アブロード・ファンデーション

参加報告


成田路子 (東京学芸大学)


研修概要:


本研修は、国際教育交流の基礎知識に関する講義や、具体的な事例を基に対応策について討議するグループワーク等で構成され、国際教育交流業務について実践的な知識と理解を深める内容となっている。今回は各国公私立大学の国際担当者38名の参加があった。参加者の所属・経歴は様々で、正に国際教育交流の現場と同じく多様性に富み、参加者同士の情報交換も活発に行われ、大変有意義なネットワーキングの場となった。


各講義内容について:


第一部 「国際教育交流の基礎概論」
日本人の留学傾向、外国人留学生の受入の現状等について過去から現在までの流れと近年の傾向について解説があった。現在日本が抱える課題として、国内市場の限界、振興国市場の拡大などが挙げられ、これに対応するための文部科学省の関連政策についても言及があり、日本の派遣留学の傾向と政府の取り組みについて学ぶことができた。

第二部 「国際教育交流業務内容の紹介」
第二部では、国際関係部署の学内外の立ち位置を自覚すること及び他大学で同様の業務を行う仲間とのネットワーキング作りを目的に、各自の業務内容を振り返りグループで共有したり、具体的な事例を基にどのような対応策があるかディスカッションを行った。学生や学内の関係部署にとどまらず、国際関係部署を取り巻く様々な関係者・関係機関について改めて認識し、それらとの円滑なコミュニケーションをどのように図るのか等について講師からアドバイスがあった。

第三部 「派遣留学プログラムの運営」
派遣留学に係る業務について、講師がこれまで所属した大学の具体的な例を基に細部まで解説があった。派遣留学の規模は大学によって様々だが、基本的な学生募集、選考、オリエンテーションの内容、危機管理等について等、大変充実した内容の講義であった。特に危機管理については、昨今の国際情勢を踏まえ、学内の体制整備は急務であり、今回他大学の取り組みについて聞くことができて非常に参考になった。

第四部 「留学生アドバイジング」
外国人留学生への対応について、心理学を専門とする講師の方から解説があった。アドバイジングの基本ややってしまいがちな対応例についての説明では、自身の日頃の対応の中にも改めるべき部分があると気づかされ、大変参考になった。また、グループワークを通して留学生対応の問題点をグループで共有し、留学生問題の基本的な6領域を理解すると共に、それらの問題にどのように対応していくのか考える良い機会となった。

第五部  全体討議・まとめ
参加者と講師全員で質疑応答の時間が設けられた。派遣・受入のインバランスの問題や大学の包括的国際化への流れなどについて、講師からの解説に加えて各大学の状況についての情報共有・意見交換もなされた。

全体への感想
基本的なデータの解説から、より実務に近い業務内容の説明まで、充実した研修内容で、これまでの経験を振り返り、認識を改めたり理解を深めることができた。また、各大学の担当者との交流を通じて、大学が抱える様々な課題や取り組みについて伺うことができ大変参考になるだけでなく、今後の業務に繋がる新たなネットワーク作りとしても大変貴重な機会となった。


星野氏 講義風景

秋庭氏 講義風景

坂本氏 講義風景

新見氏 講義風景

参加者から持ち寄られた各大学資料 (持ち帰れます)

研修会後の交流会で、参加者のネットワークを拡げています




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