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報告:JAFSA国際共修研修2022「すべての学習者が自分らしく学べる国際共修をつくるには」(2022年11月11日)

報告:JAFSA国際共修研修2022「すべての学習者が自分らしく学べる国際共修をつくるには」(2022年11月11日)

開催データ:

研修名: JAFSA国際共修研修2022「すべての学習者が自分らしく学べる国際共修をつくるには」

日 時:  2022年11月11日(金)10:00-15:30
形 式: オンラインにて(Zoom)
参加者: 12名/9団体会員(9大学)9名、個人賛助会員3名
桜美林大学、國學院大學、島根大学、昭和女子大学、東海大学、東京家政大学、福島大学、藤田医科大学、武蔵大学

講 師:(講義順、敬称略)

末松 和子
東北大学 総長特別補佐(国際交流担当)高度教養教育・学生支援機構 グローバルラーニングセンター 副センター長・教授
平井 達也
立命館アジア太平洋大学 教育開発・学修支援センター センター長・教授
米澤 由香子
東北大学 高度教養教育・学生支援機構 グローバルラーニングセンター・准教授
秋庭 裕子
東洋大学国際共生社会研究センター 客員研究員

研修内容

【当日の流れ】
10:00~10:05  事務局挨拶、講師挨拶
10:05~10:45  Diversity(多様性)を自分ごとにする講義とワーク
10:45~11:40  Inclusion(包摂性)の意味と意義を考える講義とワーク
11:40~12:00  前半のまとめ/ 午後のグループワーク概要説明
12:00~13:00  休憩
13:00~14:15  グループワーク「国際共修にD&Iの視点を取り入れる」
14:15~14:45  グループワーク成果発表
14:45~15:00  国際共修におけるD&Iのグッドプラクティス
15:00~15:30  Q&A・閉会のあいさつ

研修概要・目的

今回のJAFSA国際共修研修では、とくに多様性と包摂性(D&I)にフォーカスし、これらについて体験的に理解を深めながら、国際共修の実践へ取り入れるために必要なポイントを学ぶことを目的とします。具体的には、参加者がD&Iを「自分ごと」としてとらえることができるような個人ワークをいくつかおこなった後、D&Iを取り入れた国際共修環境を考えるグループワークをおこないます。これにより、国際共修とD&Iの関係を理解したうえで、国際共修に参加するすべての学生が自分らしく学ぶ環境をつくる姿勢を身につけることを目指します。また、これまでのJAFSA国際共修研修と同様に、研修に参加者する方々のネットワークを築くことも、本研修のねらいとします。

研修後のアンケート結果 ※一部抜粋


 

参加者の声(アンケート一部抜粋)

・多様性を自分ごとにするワークが、参加者の自己紹介兼アイスブレイクの役割を果たしていた事、またインクルージョンの考え方を知識として学びジャムボードワークをすることによって、研修自体の包摂性を高めるにはどう行動したらいいか、参加者が考える事にも繋がっていた点が、とても興味深かったです。自分で同様のテーマを扱う時の参考になりました。

・オンラインでグループディスカッションをするだけでなく、発表のスライドも作成し、発表をするのは、難しかったが、非常にためになった。人数もちょうどよく、皆積極的に意見をいえる環境だったのがとてもよくて、ファシリテーターとして講師の方が入ってくださったのと、学生さんが参加してくださったのが、とてもよかったです。

・大変有意義な研修で、是非また参加したいです。

・実際のケースを扱って、それについて考えたことで、その中からすぐにでも実践できそうなことが得られました。

研修の様子1 (国際共修2022)
研修の様子2 (国際共修2022)

多くの方のご参加、ありがとうございました。(JAFSA事務局)