海外フェア

海外フェアに参加しよう !

海外フェアに参加しよう !

NAFSA(北米)」「EAIE(欧州)」「APAIE(アジア太平洋)」は、それぞれのエリアを代表する国際教育交流団体です。
その「年次大会(海外フェアと呼んでいます)」は各地域での最大規模を誇り(NAFSAは世界最大)、この三つをまず押さえるべきと言えます。
フェアの実施内容や参加メリットなどをこちらでご紹介いたします。
(写真はクリックすると拡大されます)

会場フロント (NAFSA2023)
会場フロント (NAFSA2023)

海外フェアの「実施内容」は?

フェアで実施されることは主に下記の3点。3-4日の短い大会期間中に、下記のようなことが同時に進行していきます。大会公式サイトに掲載されるプログラムを事前にチェックして、会期中の行動スケジュールを決めておくのが、フェア有効活用のポイントです。

《実施内容1 : 世界の大学・教育機関のブース出展》

各ブースにて出展団体の広報活動が展開されます。自ら出展する、もしくはこちらからブースを訪問することで、提携・協定に向けた新規開拓や既存の協定校のフォローアップができます。

《実施内容2: セミナー・ワークショップ》

世界各国から事前に審査の通った優れた発表が実施されます。参加聴講することで、国際教育交流に関する世界の動向を把握したり、最新情報が収集できます。国際関係担当者の育成・研修の場にもなり、参加者同士のネットワーキングにもつながります。

《実施内容3: ネットワーキングイベント》

レセプション等、改まった商談とは別に参加者交流の機会が設けられています。参加することで、国・地域を超えた情報交換や担当者同士の幅広いネットワーク作りができます。

展示会場風景 (NAFSA2023)
展示会場風景 (NAFSA2023)
Opening Reception (EAIE2022)
Opening Reception (EAIE2022)
打合せでにぎわう日本ブース@APAIE2023
《参加メリット1 : ネットワーキング・情報収集・新規開拓》
  • 大会には、世界各国より数千人の大学関係者が参加します。国内外のネットワーキングを大きく広げるチャンスです。
  • 海外大学・機関のブースをこちらから訪問したり、同時開催の各種のセミナー・セッションに参加することで、各国事情や最新動向等の幅広い情報収集が行なえます。
  • 参加登録者限定で、事前に参加者リストが公開され、直接連絡を取り合うことが可能です。興味のある海外大学・機関の担当者とあらかじめアポイントを取っておくことで、新規開拓も効果的に行なえます。
《参加メリット2 : 協定校など関係団体との対面での打ち合わせ》
  • 関係機関や協定校からの参加者も多いため、世界各地を費用や時間をかけて訪問して回る必要がなく、複数の重要な打ち合わせを短期間に集中して実施できます。
  • 関係機関や協定校の担当者と「対面で」話ができます。メールやオンライン会議では伝わり切れなかったことが、対面にて短時間で集中して行なえます。
《参加メリット3 : 出展による効率的・効果的なプロモーション》
  • 自分の大学・機関のブースがあれば、会場内の拠点がクリヤーになるため、海外の方々へのPRや打合せが効率的に実施できます。(大会会場内は大変広いため、こちらから相手のブースを訪問して回ることや、互いにブースが無い場合に待ち合わせ・打合せの場所を探すことは、時間・労力を伴います。)
  • 海外フェアに出展すること、特に継続して出展することは海外の大学や機関から評価されます。自分の大学・機関の知名度が上がり、広報活動に有利です。
  • 貴学や日本の教育機関に関心を持っている人が、向こうからブースに立ち寄ってアプローチしてくることもあります。アポイントなしの来訪から、話が広がっていくこともあります。自大学のPRや新規開拓のチャンスが広がります。

海外フェア「NAFSA, EAIE, APAIE」それぞれの違いや特徴は?

NAFSA

世界最大規模で、参加者数も顔ぶれ(機関種別、国籍など)も最多。広い会場内で朝から晩までびっしりと同時に多くのイベントが進行している。ブース、セミナー、レセプション、どれをとっても最多でバラエティも豊かで、国際教育交流に関する最新の動向を入手するのに適している。
スケジュールが密なため、参加目的・計画を予めしっかりと持つことが必要。短期間で数多くの団体・参加者との交流が可能な分、その場での即決力、事後のフォローしていく力が求められる。

EAIE

NAFSAに比べて規模が一回り小さいため、短時間に面談を素早く数多くこなすというより、会いたい相手と少し腰を落ち着けて交流するのに適していると言える。
欧州機関の参加比率が高いため、このエリアでの展開を目指す団体にはお勧め。またNAFSAのような民間企業の参加は比較的少なく、大学参加の比率が高いのも特徴。
毎年異なる欧州の国・地域で開催されるため、その年ごとに開催地ならではの大会カラーがあり、特に現地協定校を前後で回る場合は変化に富むと言える。

APAIE

NAFSA、EAIEに比べるとまだ規模は小さいが、近年成長を遂げており、アジア太平洋地域を代表するフェアとしての立ち位置を確保しつつある。
アジア太平洋地域の参加団体が多いため、このエリアの展開に力点を置く団体にお勧め。また近年増えてきている欧米の参加団体も、アジア太平洋地域に関心の高いところが多く、このような団体との提携・交流を望む団体にも適している。
日本から近い場所で開催されることが多いため、出張の費用・時間的な面での負担が比較的抑えられるのも魅力。

コーヒーブレイク・コーナーでの打合せ (NAFSA2023)
コーヒーブレイク・コーナーでの打合せ (NAFSA2023)
休憩・打合せエリア (EAIE2022)
休憩・打合せエリア (EAIE2022)
ブースで面談している様子 (APAIE2023)

出展するなら、“STUDY in JAPAN”(日本合同ブース)での出展がオトクです!

JAFSAは会員大学・機関をとりまとめて「STUDY in JAPAN/日本合同ブース」を3大フェアで出展しています。統一された装飾で華やかに展開し、規模も年々大きくなっている「日本ブース」は、海外からの注目が高まっています。
各フェアの「STUDY in JAPAN/日本合同ブース」には、JAFSAにお申込みいただければ出展可能です。(JAFSA団体会員限定です)

STUDY in JAPAN「日本合同ブース」(NAFSA2023)
STUDY in JAPAN「日本合同ブース」(NAFSA2023)
日本合同ブース全体@APAIE2023

< こんなにオトクです! >
・広い会場の中で「日本」として大きく展開するので目立つ。
・ブース装飾、プログラム広告掲載、合同レセプション開催などを共同で行なうため、PRの機会が増えるだけでなく、一団体あたりの費用負担が軽減される。
・「シェアブース(1つのブースを2団体でシェア)」でも出展可能なため、費用的な負担が軽減できる。
・主催機関(NAFSA,EAIE,APAIE)との交渉、事務的な手続きはJAFSAが行なうため、出展団体は出展の中身の方に専念できる。
・JAFSA団体会員同士なので、事前準備や現地会場でコミュニケーションが取りやすい。
・JAFSAからのフォローや情報提供があるので、初めてでも安心して出展に臨める。

出展にご関心のある方は 《 JAFSA事務局 》(クリックでアドレス表示) までお問合せください !
NAFSA 大会前年の9-10月頃より出展募集開始致します。
EAIE 大会前年の2-3月頃より出展募集開始致します。
APAIE 大会年の10-11月頃より出展募集開始致します。