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報告:第2回DE&I研修「国際交流における障がい学生支援」(2024年2月16日)

報告:第2回DE&I研修「国際交流における障がい学生支援」(2024年2月16日)

JAFSAでは、2021年度より「DE&I (Diversity, Equity & Inclusion)」をテーマに、研修・ウェビナーを展開しています。
2022年度は同テーマのもと、「大学の国際交流における障がい支援」を研修として行いました。この分野で経験の深い講師をお迎えし、障がい支援に関する概要や大学での導入例等をご紹介いただいた後、参加校同士でグループワークを実施。その結果を自分の所属校に持ち帰り、適用・実施していくという実践的な内容で、参加者の方からは知識を学ぶ・情報交換をするというだけでなく、自分ごととしてこのテーマを考える有益な場となった、と好評を得ました。
2023年度では、さらにこのテーマを発展させ、身体障がい/発達・精神障がいの障がい種ごとの支援や事例の特徴について、深く学ぶ研修を実施致します。
コロナ禍も一区切りつき、留学生の実際の動きが復活してきている中、障がい支援に関して、参加者の所属校で具体的な取り組みに踏み出せるよう、考える場としていくことを目指します。

※2023年度は下記2回にわたり研修を開催し、当研修は第2回目になります。
<第1回> 2023年10月16日(月) 9:00-12:30『テーマ:身体障がい編』
<第2回> 2024年 2月16日(金) 9:00-12:30 『テーマ:発達・精神障がい編』

開催データ

実施日 : 2024年2月16日(金)
参加者:24名 /16団体会員(16大学)

《参加者所属機関》(50音順)
追手門学院大学、岡山大学、神奈川大学、関西学院大学、熊本県立大学、
神戸市外国語大学、清泉女子大学、創価大学、東洋英和女学院大学、
鳥取大学、名古屋工業大学、福島大学、法政大学、立命館大学、
立命館アジア太平洋大学、早稲田大学

講師

望月 直人氏
大阪大学 キャンパスライフ健康支援・相談センター 相談支援部門 准教授
池谷 航介氏
岡山大学 教育推進機構 障がい学生支援室 准教授

研修内容

「障がい学生支援の理解(発達・精神障がい編)」
講義
- 障害者差別解消法改正の概要と発達・精神障がい支援について
- 岡山大学・大阪大学での取り組み
グループワーク(自己紹介)

「障がい学生支援での対応の実際(発達・精神障がい編)」
模擬事例をもとに検討・共有
- 事例紹介
- グループワーク(事例検討)

研修全体のまとめ(質疑応答等)

研修後のアンケート結果 ※一部抜粋

  • 同様の研修に複数回参加したが、重複ではなく毎回学びがあるように思う。
  • 改めて他部局との連携の大切さやその実践が正しいことが確認できた。
  • グループワークにおいて、他大学の取り組みについて情報を得られ参考になった。
  • 修学支援については、留学生についても基本的な関わり方は変わりないと考えているが、準備業務や他国の習慣といった留学生ならではのポイントがあるとわかり、今後に活かしたいと思った。
  • 難しいテーマでもあるが、本学としてもどのように対応すべきか少しづつでも進めるヒントを修得することができた。他大学でも同じような事例にて困っていたりと状況はあまり大きく変わらないことからも正しい正解はひとつではないことも理解できた。
  • 大変勉強になった。特に学生と接する時のポイントは業務に取り入れていきたい。
  • 合理的配慮などの基本的内容についてあまり詳しくなかったので理解が深まった。
  • テーマがより特化されるに従い、学びやすくなった。
  • 初心者でもわかりやすくご説明いただき理解が深まった。先生かたも抱えているケースなども共有していただき理論だけでなく、ケースを自分のものとして考えることができた。
  • 障害の社会モデルや、マイノリティについて改めて考える機会となった。
  • 基本的な知識やノウハウを知るという以上に、考え方の基本を示して頂いたと感じていて、自分の職場で今できることを考えるきっかけを与えて頂いた。
  • 望月先生の「マジョリティの特権」についての説明はわかりやすく、自分が説明する側になった際の参考にさせていただきたいと思った。また池谷先生の「やっぱりもう一度相談を」という風土づくりが大切というお話は、当室でのモットーとしているところで、今後この環境を大学全体に拡げるための作戦を練りたいと考えている。お二人のご講義から意欲が増えた。
  • 他大学の事例や取り組みについて情報交換や意見交換をすることができてとても有意義な時間となった。
  • 他大学との情報交換ができ、他の大学も同じような対応だったり参考になる点もあった。
  • 他部署の方が多く参加されていて、普段私が触れることが少ない貴重なお話をたくさん聞くことができたので、大変参考になった。
  • 同じ事例なども共有され、参考となることが多々あった。
  • 時間は長いようでも共有内容は限りがなかった。
  • カウンセラーの方など異なる部門で働く方も参加しており、色々な取り組みを聞くことができた。
  • それぞれが手探り状態で業務にあたっていることがわかった。そういった時期に、今回のような情報共有の場が得られたことに感謝する。そこからノウハウが積み重ねられそうに思う。

<今回の研修全般について>

  • 講義、ディスカッションの時間配分のバランスが良く、知識を得ることと意見の共有・他大学での取り組みを知ることの両方が実現でき、大変有意義な研修会だった。
  • 講義内容、グループワーク共に、充実した内容で学びの多い研修だった。参加してよかったと思うし、周りにも参加を進めたい内容だった。学んだことを共有し、学生にとってよりよい環境を提供したい。
  • 第1回も含め、新たな視点を得ることができる大変有意義な研修だった。本学は事例が少ないので、他大学の取組みが知れることができたのもありがたかった。
  • 他大学様の事例等も含めて、様々なアイデアや事例を学ぶことができ、とても良い経験となった。本学でも、障害学生支援についての理解を広げ、学生へのサポートを充実していけるように、本講義の内容を関係各所に共有するとともに、現実的な課題の解決に向けて取り組みを検討してまいりたい。
  • 障がい学生支援に係る知識がないまま受講したが、講義およびグループワークにより得られた知識や情報は今後参考にさせていただきたいと思う。
  • 参加させていただき、情報ほアップデートの重要性と多岐にわたるサポートの必要性を改めて感じた。

参加者のほとんどが期待通りかそれ以上と回答した通り、
非常に満足度の高い研修となりました。

次年度開催につきましては、改めてご案内をいたします。
より多くのJAFSA会員様のご参加をお待ちしております。(JAFSA事務局)