AIEA2023年次大会概要

AIEAとは？

AIEA(エイ･アイ･イー･エイ)は1982年に創設された米国の国際教育交流団体で昨年2022年に創立40周年を迎えました。
NAFSA､EAIE､APAIEとはカラーが異なり、高等教育機関の経営や教育方針に関する意思決定者が多くメンバーになっていることが特徴です。
公式サイトでも “The only association dedicated exclusively to senior leaders in the field of international education” とうたわれています。
米国の国際教育交流団体という構成上、従来は米国中心の参加者が中心でしたが、大学の国際化の高まりから、メンバーは明らかにグローバルに変わりつつあります。
JAFSAは2019年より、コーポレートメンバーとしてAIEAに会員登録しています。

AIEA年次大会は毎年ほぼ2月に米国ワシントンD.C.、サンフランシスコを始めとする米国各地で開催され、ブース展示ではなく”セッション中心”で形成されているのが特徴の大会です。JAFSAでは、日本の参加者増に合わせて2017年次大会(2017年2月)より、JAFSA理事大学を中心に構成したセッション発表で年次大会に参加しています。

JAFSA セッション＠AIEA2023ワシントンD.C.大会

AIEA年次大会でのセッションは単に大学の取り組みの発表にとどまらず、参加者との対話やコミュニケーションを重視した内容で高い質を求められる為、審査が大変厳しく応募しても通らないことがありますが、JAFSAは2023年大会においても下記のように採用され、発表する機会を得ました。大会での発表を通して日本の高等教育のプレゼンスを高めることに貢献しています。

《セッション発表日時》
2023年2月21日（火）9:15 am – 10:15 am  (米国東部標準時間)

《セッション登壇者》
◆マシュー・ウィルソン 氏（兼セッションチェアー）
          ＜テンプル大学ジャパンキャンパス（JAFSA理事校）学長＞
◆高橋 裕子 氏
          ＜津田塾大学（JAFSA理事校）学長＞
◆吉川 直⼈ 氏
          ＜東海大学（JAFSA理事校）副学長（国際担当）＞

《セッションタイトル》
“Elevating The International Education Experience for Students Through a Japanese Lens ”

《発表概要》
University students are regularly seeking more value for their tuition dollars, and universities are constantly striving to respond.
In the context of international education, universities need to provide more value.
Through the lens and experience of Japan, this panel will discuss how to create a win-win scenario for students and institutions in a post-COVID era focusing on dual degrees, overseas campuses, concurrent admission, joint programs, study abroad, technology, and student training opportunities.

AIEA2023年次大会に参加するJAFSA会員の方は、是非JAFSAセッションにも足を運んでいただけたら幸いです。
また、後日このJAFSA会員限定サイト上で実施報告と共に、登壇者のセッション登壇資料を公開する予定です。