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【実施報告】 APAIE2024第16回年次大会 全体報告(於:パース)

【実施報告】 APAIE2024第16回年次大会 全体報告(於:パース)

“STUDY in JAPAN” exhibited at
《16th Annual APAIE Conference》
~ 4-8 March, 2024, in Perth, Australia

「APAIE」(Asia Pacific Association for International Education)はアジア太平洋地域の国際教育交流団体です。毎年3月頃に開催される年次大会は、NAFSA年次大会(北米、5月下旬-6月上旬)、EAIE年次大会(欧州、9月中旬-下旬)に比べて規模が大きくないため、「ネットワーキングがしやすい」「落ち着いた雰囲気で打合せがゆっくりできる」、また「大会参加までの移動も楽」といった点でも好評です。
◎NAFSA,EAIE,APAIEの年次大会についてさらに詳しく知りたい方は、次のページをご覧下さい。
海外大学との交流促進のために、3大国際教育交流フェア(NAFSA、EAIE、APAIE)に参加しよう!

大会会場(外観)_APAIE2024
大会会場正面入口_APAIE2024

1) APAIE2024大会 概要

開催期間 4-8 March 2024
大会会場 Perth Convention and Exhibition Centre (PCEC)
Lead Host University Curtin University, Murdoch University,
The University of Western AUstralia
Notre Dame Australia University, Edith Cowan University
大会HP APAIE2024 Conference Highlight
《データで見るAPAIE2024パース大会》
( )内の数字は2023年バンコク大会
Total Delegates 2082 (2627)
Booths/Pavilions 282
Exhibiting Organisations 400+ (500+)
Countries/Regions represented 65 (61)
Sessions 95 (95)
Workshops 5 (5)

APAIE2024大会の参加者は2,000人+と、前年度のバンコク大会より若干人数としては少なくなりました。西オーストラリアという開催地が、ヨーロッパ諸国からすると距離的な部分でネックになりフランスなどがブース出展参加できなかったことも要因のようです。その中でも参加国・地域がの65の国・地域で過去最高になったことは、アジア圏の大学との交流・提携を求めている地域が拡大傾向にあると言えます。興味関心がアジア圏に向いてくれている人がAPAIE年次大会に参加している為、日本の大学としては「新規開拓がしやすい」というメリットがあります。そして開催地がアジア太平洋地域であることから、日本からの移動時間・渡航費・現地滞在費が節約ができ、コストパフォーマンスが良いのが大きな魅力です。

2) “STUDY in JAPAN” at APAIE2024~18 Exhibiting Institutions~

JAFSAは「APAIE2014年3月 韓国・ソウル大会」より、会員大学を取りまとめて「STUDY in JAPAN/日本合同ブース」を出展しています。活気にあふれたパース大会、終始盛況だった日本ブースの様子、そしてJAFSAが大会中に展開したそのほかの活動についてお知らせ致します!

「APAIE2024パース大会 日本合同ブース出展18団体 (16大学+2機関)」
(機関別、50音順、敬称略 )
日本合同ブース 出展団体一覧
フルブース
7大学+1校+JAFSA
関西大学、関西学院大学、上智大学、東北大学、名古屋大学、
立教大学、立命館大学、名校教育日本語学校
+JAFSA (運営機関として)
シェアブース
9大学+1企業
愛知淑徳大学、(広島県立)叡啓大学、岡山大学、
関西外国語大学、國學院大學、帝京大学、
南山大学、法政大学、明治学院大学、
WA.SA.Bi.(森興産株式会社、JAFSAダイヤモンド賛助会員)

2)-a. Floor Plan …展示会場内ブース配置図

日本ブースの規模感や会期中の活発な活動は、これまでもAPAIE運営サイドにも評価されていましたが、コロナ禍でオンライン開催が続いた2020-2022年も継続してブース出展する準備を重ねていたSTUDY in JAPANのAPAIE大会への貢献が認められ、バンコク大会に引き続き2年連続で大会会場入口入ってすぐ真正面という大変な好立地を得ることができました。位置の良さも相まって、シンプルで華やかな装飾で構えた日本ブースには、会期中途切れることなく海外教育機関の方が多く来場し、終日打ち合わせが活発に実施されていました。

会場入口すぐに配置された日本ブース_APAIE2024
JAFSAブースにも日本ブースに関心のある人が多く訪れました
日本ブースを後援してくださった在パース総領事(右)と上智大学 森下副学長[JAFSA会長校](左)

2)-b. ブースガイド “Find Your Partner”
…日本ブース出展団体の概要・提供プログラム紹介(会期中、JAFSAブースにて来場者に配布)

ブースガイド_表紙
ブースガイド_団体概要
ブースガイド_提供しているプログラム一覧

2)-c. 出展団体対象「出展後アンケート」

APAIE2024パース大会終了後に、日本合同ブース出展団体に実施したアンケートの結果です。実際に会って話すことの重要性を感じた有意義な大会だった、日本ブースで出展してよかった、とプラス評価が多数ですが、実際に大会に出展参加された方がどのように感じていたかをぜひご覧ください。

3) APAIE2024パース大会参加者対象
「2023年度 JAFSA海外教育フェア参加奨励金」(団体正会員大学限定)

JAFSAでは、国際関連部署の若手職員の海外教育フェア等への参加を、国際関連業務に関する「スタッフデベロップメント(SD)」と位置づけ、「参加奨励金」を支給しています。受給者には「国際交流部門の若手職員として、海外教育フェア等に参加することで、世界の国際教育交流の現場を体験し、所属している大学における今後の業務に生かすこと、国際交流の課題を見つけること」が期待されます。
【注】本奨励金の対象はJAFSA団体正会員大学に所属の方のみです。

◎APAIE2024パース大会では下記2名の方が採用されました。各参加者の報告レポートは下記からご覧になれます。

《採用者、大学名50音順》
1.駒澤大学   国際センター事務室「岡田 真也」氏
⇒岡田氏のレポートはコチラ

2.獨協大学  国際交流センター「村越 弘規」氏
⇒村越氏のレポートはコチラ

4) 大会会場風景

APAIE2024パース大会の大会会場内の様子をお知らせします。

大会会場入口付近
今年度より登場のアイスクリームスタンド
参加費に含まれる昼食。温かく提供され美味しいです。
会場内のコーヒースタンド。
ボランティアがマッサージしてくれるスペース

5) APAIE2025年次大会について

APAIE2024フライヤー

◎開 催 地:デリー(インド)
◎開催期間:2025年3月24日(日)-3月28日(木)
◎会 場:Yashobhoomi (India International Convention & Expo Centre)