この度「2024年度 JAFSA海外教育フェア参加奨励金」を給付いただき、APAIE2025デリー大会に参加させていただきました、亜細亜大学国際連携部インターナショナルセンターの関口と申します。
亜細亜大学は東京都武蔵野市にキャンパスを設置している私立大学で、学生数は約6500人、そのうち310人程度が外国人留学生です。
本学の国際交流を所管している国際連携部には、日本人学生を海外に送り出す「派遣支援グループ」と外国人留学生を受け入れる「受入支援グループ」の二つがあります。
私は、2023年10月より受入支援グループに所属しており、外国人留学生の在籍管理や学修指導、また留学生別科(1年間の日本語学習コース)の運営全般を担当しております。
今回のAPAIE2025に関する参加目的は、以下3点でした。
①アフターコロナの国際交流に関する協定校との情報交換
②参加日本大学担当者との情報交換・ネットワーク構築
③新規協定校の開拓
上記に加え、開催地であるインドのマーケット調査や、様々な大学がディスカッションをするコンカレントセッションに参加することで自分自身の国際交流についての知見を広げることに注力しました。
24日(月)の夜に「STUDY in JAPAN情報交換会」が開催され、他大学の取り組みや昨今の留学生の状況について、留学生別科の運営業務についても色々と情報交換をさせていただきました。普段の業務で出てくる疑問や、改善策を見いだせずにいる業務に関して他大学の事例を勉強させていただくことができ、大変有意義な時間でした。
25日(火)からは主に協定校とのミーティングや各セッションプログラムに参加をしました。
APAIE専用のアプリを通して参加協定校の担当者へメッセージを送り、ミーティングポイントで挨拶や情報交換をすることに加え、コーヒーラウンジやチャージスポット、ランチのタイミングで同席した方々には積極的に挨拶をし、名刺交換をさせていただきました。
また、個人的に今回のAPAIEに参加して特に勉強になったと感じたのは、大会期間中に行われていたコンカレントセッションです。他大学の新たなプログラムを紹介する回や、日本人学生が海外留学する際に障壁となっている課題について参加者全員で考え、シェアをする回など、各セッションがユニークなトピックで設定されており、大変勉強になりました。
今回が初めての参加でしたが、留学生の受入・派遣に問わず多くのことを学ぶことができた大変有意義な大会でした。3日間を通して総勢50名を超える教育機関関係者と名刺交換をすることができ、他大学とのネットワーク構築や、協定校における昨今の国際交流の状況について情報交換をすることができました。今回学んだことを様々な国際交流の場で活かせるよう、日々の業務に取り組んで参ります。
改めまして、今回奨励金を給付いただいたJAFSAの皆様に厚く御礼申し上げます。
報告者:亜細亜大学 国際連携部
インターナショナルセンター 関口 主樹
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