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【全体報告】EAIE2025 第35回年次大会(於:スウェーデン・ヨーテボリ)

【全体報告】EAIE2025 第35回年次大会(於:スウェーデン・ヨーテボリ)

 EAIE 2025年次総会における
日本合同ブース”STUDY in JAPAN”の活動報告
9-12 September 2025@Gothenburg, Sweden~

「EAIE(イー・エイ・アイ・イー) :European Association for International Education 」は欧州の国際教育交流団体で、毎年9月中旬頃に開催される年次大会は、世界各国より約7,000人が参加する、ヨーロッパの国際教育交流分野最大のコンベンションです。2025年のEAIE次大会はスウェーデン・ヨーテボリ市で開催されました。コロナ禍の時期はオンライン開催が続いていましたが2022年の年次大会より対面開催が復活し、前年2024年のトゥールーズ大会ではEAIE年次大会としては過去最高の7,300人が大会参加し高等教育界においてEAIE年次大会への関心が非常に高いことが伺えます。JAFSAは15大学+1団体と共にSTUDY in JAPAN(日本合同ブース)」としてブース出展致しましたので、以下大会の概要と出展中の活動についてお知らせ致します。

『EAIE年次大会』は、欧州の非営利団体「EAIE」が主催となって開催する、欧州最大規模の国際教育交流大会です。「大学間の交流会」で、学生リクルートの会ではありません。

会場外観@EAIE2025
会場入口@EAIE2025

1. EAIE2025ヨーテボリ大会概要

日 程  2025年9月9日(火)-9月12日(金) 
開 催 地  スウェーデン・ヨーテボリ市
会 場  Svenska Mässan
参加者数  106の 国と地域から7,000人以上
出 展 数  250ブース
大会プログラム  EAIE2025 Gothenburg (大会プログラム)

2年連続で7,000人以上の規模の大会となりましたが、それを象徴するようにブース出展も国際色豊かに展開していました。
欧州地域の大会としての特徴としてはやはり旧東欧諸国からのブースが多く、またバルト3国、そして中東レバノンからの出展は特徴的と感じました。南米もコロンビア・チリ・コスタリカからのブース出展があり、地域の垣根を越えて国際高等教育の交流を求めるパワーを感じる盛大な大会となりました。

JAFSAはEAIE2025ヨーテボリ大会に於いて、団体正会員を取りまとめて「STUDY in JAPAN (日本合同ブース)」を出展致しました 。

日本ブース@EAIE2025
EAIE2025「STUDY in JAPAN」(日本合同ブース)出展団体 
…全12ブース、15大学+1団体  <団体名50音順>
フルブース 6大学
+JAFSA
関西学院大学、上智大学、東北大学、千葉大学、
名古屋大学、立教大学、+JAFSA (運営機関として)
シェアブース 9大学
+JIGE
愛知淑徳大学、神奈川大学、関西大学、
国際教養大学、埼玉大学、獨協大学、
名古屋外国語大学、南山大学、名城大学、
+関⻄⼤学/JIGE、

「STUDY in JAPAN(日本合同ブース)」「S-73」の箇所にて展開!
展示会場の中央に近く、人通りの多い通路に面した日本合同ブースは、好立地の効果か大会会期中は途切れることなく海外大学の方が来場し、ブース内は終日、日本の大学とのネットワークを求める大会参加者や多くの打合せで賑わっていました。

大会フロアプラン@EAIE2025
JAFSAブース@EAIE2025

EAIE2025ヨーテボリ大会において日本ブースにおけるInformationを担当したJAFSAでは、JASSO (Japan Student Services Organization)に協力を要請し、海外大学・機関に対する「日本の出展大学・機関の紹介資料”Find Your Partner”」として作成して頂きました。各大学・機関の所在地・連絡先・学生数等の基本情報に加えて、提供しているプログラムやパートナーを探しているかどうかについて仔細に記載されています。

これから日本の大学・機関との提携を考えている海外の大学・機関にとっては、貴重な情報源となります。
大会期間中はこのFind Your Partnerをチェックしながら熱心に各ブースで質問をする海外からの来訪者が多くみられました。

Find Your Partner_EAIE2025

大会期間中、多くの海外参加者が日本ブースに訪れJAFSAブースで足を止めてくれました。大会現地にInformationのサポートとして参加してくださったJASSOスタッフの方によると、大会期間中にJAFSAブースには「約263名」の来訪者があり、その問合せ内容としては下記が主だったものだそうです。

JAFSAブースで大会参加者に案内をするJAFSA/JASSOスタッフ

・日本の協定校など新規開拓
⇒工学、経済系が多く、その他医療や芸術系の分野のパートナーを探している参加者もいた。
⇒英語のプログラムの需要の高さを感じた。
・既存の協定校である日本の大学の各担当者へ挨拶。

4. 日本ブース出展団体アンケート

今大会の日本ブース出展団体に、大会後に実施した「アンケート」の結果です。会期中の主な活動内容、出展の成果など、参加された皆様の生の声をぜひご覧ください。

大会参加者で賑わう会場@EAIE2025

5. EAIE2025ヨーテボリ大会における「資料参加」

「STUDY in JAPAN」のJAFSAブースには、新規協定校・パートナーを探している海外大学関係者の多くの方が立ち寄ります。EAIE2023ロッテルダム大会から始めた、新な大会参加形態である「資料展示参加」では、予算・スケジュールの都合等でブース出展や大会参加はかなわないものの、大学の資料を是非置いてほしいという大学の資料をJAFSAブースで展示します(資料参加費用有り)。
資料参加大学には、大学のパンフレット等のプロモーション資料とともに、出展団体と同じく「Find your Partner」をJAFSAにて作成し、大会期間中はブース訪問者に資料参加大学についても案内しました。

 資料参加 3大学 成蹊大学、東京大学、福岡女子大学

下記は大会後に資料参加した大学を対象に実施した「アンケート」の結果です。

資料展示の様子@EAIE2025

[予告] EAIE2026 グラスゴー大会

EAIE2026 第36回年次大会は、2026年9月8日(火)-9月11日(金)に、スコットランド・グラスゴー市にて開催されます。

◎EAIE2026大会日本ブース出展募集開始は2026年の3月中旬頃」を予定しています。
※2025ヨーテボリ大会の出展大学・機関に優先してご案内致します。残区画があった場合に限りその後にJAFSA団体正会員向けに一般募集します。

◎EAIE2026グラスゴー大会については、こちらをご覧ください。
⇒ 《 EAIE2026大会公式サイト(英語) 》