【実施報告】CAEI2021オンライン大会”JAPAN” バーチャルブース

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「CAEI ( Conference of the Americas on International Education)」は中南米エリアを中心とした国際高等教育ネットワークです。大会は2年に一度、北中南米のいずれかの都市で主催され、IOHE (Inter-American Organization for Higher Education)がCAEI大会の運営を行っています。
2021年はチリのサンティアゴ開催予定がオンライン大会に変更されたため、中南米地域におけるネットワーク作りとして初の試みとなる「日本ブース」を合同出展しました。また、中南米諸国との連携を通じた日本の大学の取り組みとプロジェクト成果を紹介するセッションも実施しました。
以下、その様子をご紹介いたします。

「CAEI 2021 Chile Virtual 大会」大会概要
*開催期間*	2021年10月19日(火)-10月22日(木) ・対面実施の場合はチリ・サンティアゴ開催を予定していたため、大会スケジュールは「サンティアゴ現地時間」で開催。・チリは日本と季節が逆で、10月はサマータイム。時差は「12時間」・大会公式HP: https://caie-caei.org/en/ ・大会プログラム：https://caie-caei.org/en/programa/
開催形式	オンライン
使用主言語	英語およびスペイン語、フランス語、ポルトガル語 ※全参加者85%は英語を理解しておりバーチャルブースでのコミュニケーションおよび資料等は英語。
大会参加国	40ヵ国以上
大会参加者数	1,100人以上

1. “STUDY in JAPAN” バーチャルブース @CAEI2021

COVID-19の影響で対面大会が中止となりオンライン大会開催となったCAEI2021大会において、JAFSAは「STUDY in JAPAN」として「JAPAN National pavilion」をバーチャル出展致しました。

STUDY in JAPANバーチャルブース出展団体

Osaka University / 大阪大学
Soka University / 創価大学
Sophia University / 上智大学
Tokai University / 東海大学
University of Tsukuba / 筑波大学
Tokyo University of Foreign Studies / 東京外国語大学
JAFSA (Japan Network for International Education) / (特非) JAFSA（国際教育交流協議会）

3. ”STUDY in JAPAN” セッション @CAEI2021

National Pavilion “STUDY in JAPAN” セッションとして、JAFSA団体正会員大学で特に中南米との交流に力を入れている「筑波大学」「東京外国語大学」が登壇・発表を行いました。セッションでは中南米諸国との連携を通じた各大学の取り組みとプロジェクトの成果を検証し、国際高等教育分野におけるCOVID-19以降の日本と中南米諸国との発展的な関係を提案しました。視聴者は大会に参加登録をしている必要がありますが、中南米地域を中心に60名近い視聴者があり、これまで日本の高等教育について発信できなかった地域に対しても「JAPAN」をアピールする良い機会となりました。

Session Title	“*The results and future of research and education collaboration between Latin American countries and Japan”*
Date and Time	2021 October 20th (Wed) 09:00-10:00 am (Chile Time) / 21:00-22:00 (JST)
Session style	Live session and QA (via zoom)
Session Abstract	Japan session will present the particular case-study of the projects in which Japanese universities achieved through the collaboration with Latin American countries. This session aims to examine the result of the projects, and to suggest possibilities in relation with Japan and Latin American countries after COVID-19.

《Moderator, Presenter》
◆森下哲朗氏 / Prof. Tetsuo Morishita
上智大学 (JAFSA会長校) グローバル化推進担当副学長 / 法学部国際関係法学科教授
Vice President for Global Academic Affairs, Professor of law, Sophia University
《Presenters》
◆ベントンキャロライン氏 / Prof. Caroline F. Benton
筑波大学理事・副学長（国際担当）
Vice President and Executive Director (Global Affairs), University of Tsukuba
◆松隈潤氏 / Prof. Jun Matsukuma
東京外国語大学　副学長（国際担当）大学院総合国際学研究院教授
Vice President for International Affairs, Professor, Institute of Global Studies,Tokyo University of Foreign Studies

4. “Pre-CAEI webinar” -上智大学-@CAEI2021

2020年にIAU（International Association of Universities:1950年にユネスコ支援のもと、世界中の高等教育関係者で設立されたメンバー制教育団体）が、「COVID-19が世界中の高等教育に与えた影響について」実施した調査結果に基づき、CAEI2021のpre-webinarにおいて4大陸の各教育団体代表がそれぞれの意見を述べる機会があり、日本・アジア地域を代表してJAFSA会長校・IAUメンバーである上智大学森下副学長にご登壇頂きました。

開催日時	2021年8月31日(火) 10:00am　(日本時間 23:00)
開催方式	CAEI 2021大会platformを利用したオンラインウェビナー形式
Webinar Title	“WEBINARS CAEI CHILE 2021 presented by OUI IOHE in collaboration with IAU” ※ OUI IOHE: https://oui-iohe.org/en/
Moderator	Giorgio Marinoni: Manager, HE and Internationalization, International Association of Universities (IAU)
Speaker	◎森下哲朗氏：上智大学 (JAFSA会長校) グローバル化推進担当副学長 / 法学部国際関係法学科教授 ◎Prof Fernando Leon Garcia: President, CETYS University, Mexico and President of International Association of University Presidents (IAUP) ◎Dr. Lavern Samuels: Durban University of Technology, South Africa and International Education Association of South Africa(IEASA)

5. 出展大学のアンケート結果

CAEI2021オンライン大会へバーチャル出展参加したことで得られたもの(成果)について出展団体へアンケートをとったところ、下記のようなお勧めポイントがあげられましたので、今後の参考にしてください。

渡航費がかからないため参加費が抑えられることから交流進展への足掛かりとなるので「まずは大会に参加してみたい」という場合には良い。
コンタクトを取りたい大学が最初から絞られているようであれば、チャットなどでも気軽に連絡が取れるところがオンラインは良い。
オンラインであっても交流拡大の機会が得られるので参加する価値はあると思う。

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